岡田(常葉大浜松キャンパス)が4試合連続完封!
今日は今年初めて静岡大学リーグへ。リーグを代表する常葉大浜松キャンパス・岡田圭市(182cm72kg、右投右打)、東海大海洋学部・今村亮(178cm68kg、右投右打)、静岡産業大・直井大将(176cm69kg)という3投手を一気に見ることができました。今年の静岡大学リーグは、なかなか投手のレベルが高いです。
その中で圧倒的な存在感を示したのが、岡田です。今春は、ここまで3試合を投げてすべて完封勝利。23イニング無失点を続けていました。
今日の日大国際関係学部戦でも圧巻の投球。サイドとアンダーの中間の、独特な腕の位置から140キロに迫るストレートはもちろん、驚いたのはスライダーのキレ味です。日大国際関係学部打線は左をずらりと並べてきたのですが、外角のボールゾーンからストライクゾーンにクッと変化。しかも打者の手前で鋭く変化するので、対応困難な球となっているのです。昨年までとは明らかに球の質が違います。
ただ、試合後、永井浩二監督に話を伺うと、今日はそこまで状態が良くなかったとのこと。5回には、足をつってしまうアクシデントもありました。
そんな中でも、最後まで集中力を切らすことなく、11個の三振を奪い、4試合連続完封勝利。無失点記録をなんと、31イニングに伸ばしました。
現在、プロ全球団がマークしているという岡田。又吉克樹(中日)など変則な投手の評価が昨今高まっていることもあり、岡田の価値も急上昇中です。ぜひ、全国の舞台で見てもらいたい投手です。
上記の3投手はすべて右ですが、左で面白いなと感じたのは富士常葉大キャンパス・芦川大悟(177cm84kg、左投左打)。今日は8回に3点を失いましたが、粘りのピッチングを展開。決してスピードのある球を持っているわけではありませんが、球質が重く、変化球でも腕の振りが変わらないのが長所。上でプレーするには、左投手は有利な点もあるので、どんどんアピールして欲しいなと思います。(編集部・栗山)
<写真上/独特な腕の位置が特徴な岡田圭市(常葉大浜松キャンパス)>
<写真中/4試合連続の完封でガッツポーズを見せる岡田>
<写真下/御殿場西出身の4年生左腕・芦川大悟(常葉大富士キャンパス)>
★試合結果はこちら→http://tokaibbl.com/
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