都市対抗予選、真っ盛り!
昨日は、都市対抗東海2次予選を見てきました。毎年、この時期は『静岡高校野球』の編集作業でバタバタとして足を運べないことが多いのですが、ヤマハが2連勝中。どうしても見たくなり、編集部を抜け出して、岡崎市民球場まで行ってきました。
第1試合はヤマハ対JR東海。試合は都市対抗予選らしい、しびれる展開に。ヤマハは惜しくも、6対7で敗れましたが、3番手・大野健介(170cm73㎏、左投左打)の好投が光りました。
6回二死からマウンドに上がると、8回まで7個のアウトのうち、4つが三振。しかも、ほぼ全球ストレート。球速も常時140キロ台前半をマークし、最速は144キロ。時に吠えながら、気持ちのいい投げっぷりでした。9回は、エラー、四球となったところで降板しましたが、今後の戦いでも貴重な中継ぎとして期待できるでしょう。
野手では、「5番セカンド」で出場した河野拓郎(180cm80㎏、右投左打)が攻守で活躍。まず、2回に二遊間の緩い打球を素早くキャッチし、一塁へジャンピングスロー。間一髪で打者走者をアウトにします。そして、7回の第3打席、初球をとらえると打球はライトスタンドへ。しなやかにバットが振れていました。今年、大学卒2年目となり、プロ解禁年となる河野。「大型の打てるセカンド」を今後も注目していきたいと思います。
第2試合のHonda鈴鹿対永和商事ウィング。Honda鈴鹿の2番手で登板したのは、飛龍出身の平井克典(180cm80㎏、右投右打)。約4年ぶりに見たのですが、以前よりも腕が下がり気味に出て、フォームにスピード感がありました。これは右打者にとって、かなり打ちづらいはず。球速は130キロ台後半ですが、それ以上に感じるキレがあります。今年は、飛龍時代に「Wエース」として切磋琢磨した山下大輝(西濃運輸)がドラフト候補に挙がっているだけに、平井も持ち味を生かして、どんどんアピールしてもらいたいです。(編集部・栗山)
<写真/上から大野健介、河野拓郎(ともにヤマハ)、平井克典(Honda鈴鹿)>
※平井投手の大学時代の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2011/09/post-e904.html
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