練習試合 浜松開誠館vs常葉菊川
★5月6日 練習試合 浜松開誠館総合グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
常葉菊川 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
浜松開誠館 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 6 |
ゴールデンウィーク最終日は浜松開誠館と常葉菊川の練習試合を見てきました。
春季大会以降、打線が好調の常葉菊川は初回に3点を奪うと、その後も小刻みに得点を重ね、5回までに6点を挙げます。投げては本格派右腕、松本圭生が角度のあるストレートを武器に、8回まで3失点に抑えます。しかし、浜松開誠館は9回に反撃。3安打を集中し、一挙に同点に追いつきました。
この日の浜松開誠館は、8人が1、2年生という若いメンバー。試合前、磯部修三監督は「とても太刀打ちできせんよ」と語っていましたが、楽しみな選手が多くいました。
なかでも先発の2年生左腕・小原光士郎は下半身の柔らかさが目を引きました。ステップ幅が広く、ボールを打者よりで離せるので球速以上の速さを感じるタイプです。インコース低めにスバッと来る球は分かっていても手が出ない球でした。ただ、簡単に四球与えてしまうことがあるので、そこを夏までにどう修正してくるのか。肩関節にも柔軟性があり、将来がすごく楽しみです。
常葉菊川では、ここ数試合、ホームランを連発しているという、栗原健のスイングが別格でした。この日は4打数1安打に終わりましたが、アウトになっても、自分の形で打つことができているのがいいです。小柄でも、下半身主導の豪快なフルスイング。「菊川スイング」の伝統を継承しています。しかも、50メートルは6秒を切るという俊足。2打席目はファーストゴロを内野安打すると、すかさず二盗が相手のエラーを誘って三塁へ。さらにパスボールで本塁を踏みました。投手もできる強肩も魅力で、走攻守の三拍子が揃っている好選手。秋以降、プロ注目の存在になりそうです!(編集部・栗山)
<写真上/この夏にブレイクが期待される小原光士郎(浜松開誠館)
<写真下/2年生ながら打席での風格が漂う栗原健(常葉菊川)>
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