練習試合 袋井商vs島田工
★5月2日 練習試合 袋井商グランド 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
袋井商 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
島田工 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | × | 2 |
春季県大会は佳境に入ってきましたが、このゴールディンウィークは、各地で楽しみな練習試合が目白押しです。まず、今日は袋井商と島田工の練習試合を見てきました。
島田工は2年生右腕・孕石幸寛が先発しました。昨秋、掛川西の強力投手陣を打ち崩した袋井商。その打線が序盤から孕石の球に詰まります。球速は120キロ台中盤なのですが、180センチという長身から角度を生かし、ストレートが伸びてくるのです。2回に1点を失いましたが、それ以外は完ぺきな内容。9回を1失点に抑えました。素晴らしかったのは制球力。低めを丁寧につきながら、与えた四死球は0。いい意味で、まとまっている投手です。
金谷中時代は、左腕の仲田英亮(現島田樟誠)とともに投げていた投手。3年春の県選抜大会では野手として活躍しました。右の本格派として今後の成長に注目していきたいです。
袋井商でも2年生の黒田脩斗に注目しました。第1打席でセンター前安打を放つと、俊足を飛ばして迷わず二塁へ。センターのやや右側に飛んだ打球ですが、普通なら躊躇してもいい場面。そこをなりふり構わず、攻めていく積極性と判断力の見事さに驚かされました。6回からはマウンドにも上がった黒田。立ち上がりの6回に2点を失いましたが、7、8回はピシャリと抑えました。袋井商は昨秋の県選抜で台湾遠征を経験した石原勇太がエースとして期待されますが、黒田が好調なら、より心強いはずでしょう。(編集部・栗山)
<写真/黒田脩斗(袋井商)>
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