原木大介(浜松ケイ・スポーツBC)が都市対抗予選で登板!
都市対抗予選では、クラブチームとして頑張りを見せていた浜松ケイ・スポーツBCが東邦ガスに1対4で敗退。惜しくも本大会出場はなりませんでした。
今予選、企業チームを破る活躍を見せたのは伊藤巧(174cm70㎏、右投右打)。第3代表決定1回戦では新日鉄住金東海REX相手に1失点完投勝利。さらに、今日の東邦ガス戦でも8回まで無失点に抑える好投。9回に4点を失いましたが、企業相手に立派な投球を見せました。
もう一人、僕が浜松ケイ・スポーツBCで注目していたのが2年目・原木大介(178cm79㎏、右投右打)です。磐田農から平成国際大に進学。平成国際大では1年時から登板を果たしましたが、2年途中で中退。その後、浜松ケイ・スポーツBCに加入しました。2013年11月の原木の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2013/11/post-d16f.html
5月30日の第3代表決定2回戦、原木が投げる可能性があるということで岡崎市民球場に行ってきました。
原木がマウンドに上がったのは5回でした。いきなり、ランナーを背負った場面でレフト前タイムリーを浴びて失点。それでも、その後は柔らかいヒジをきれいに使い、140キロ前後のストレートを低めに投げ込んでいきます。最速は142キロ。その球速表示以上に、球質の重さと伸びを感じました。しかし、ジェイプロジェクト打線に7、8、9回にそれぞれ1点ずつ献上。4回3分の2を投げ、3失点という結果に終わりました。
試合後、本人は「コントロールが甘くなってしまいました。企業の選手は、甘い球は絶対に逃しませんので」と悔しさを滲ませていました。
都市対抗予選の次は、全日本クラブ野球選手権大会の予選(6月28日岡崎市民球場にて開催)が待っています。原木が伊藤に次ぐ2番手として成長できれば、浜松ケイ・スポーツBCの日本一への可能性もグッと広がるはず。「野球をやれる環境があるだけで幸せです。伊藤さんのような投球ができるように頑張ります」という原木。今回、初めてレベルの高い企業相手に投げたことで自信と同時に課題も見つかったはず。まだまだ無限の伸びシロを秘めている右腕をこれからも注目していきます。(編集部・栗山)
<写真/柔らかい肩・ヒジが印象的な原木大介(浜松ケイ・スポーツBC)>
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