今大会、印象に残った投手たち!
静岡大会は3回戦まで終了しました。まだ大会の途中ですが、今日は僕がここまで今大会を見てきた中で印象に残った3投手を紹介したいと思います。
まず、小山・根岸大夢(182cm60㎏、左投左打)は正直、「こんないい左ピッチャーがいたんだ」と驚いた投手です。初戦の新居との試合では7回4安打2失点の好投。バランスのいいフォームに見とれました。ストレートにキレがあって、落ちるボールもしっかりコントロールできていました。
磐田東の2年生コンビも魅力的でした。長身右腕・森口佳大(188cm81㎏、右投右打)は「球が速い」とは聞いていましたが、指にかかった時の球は、まさしく剛球でした。完成されていない、粗削りなフォームもノビシロを感じさせてくれました。左腕の定盛友紀(179cm74㎏、左投左打)も来年の注目投手に名前が挙がってくるでしょう。ストレートで空振りを奪うことができる力強さが光ります。昨年の磐田東は齋藤誠哉(現ソフトバンク)、鈴木博志(ヤマハ)を目当てにプロのスカウトが集まりましたが、今回もそれに匹敵する逸材が出てきたと思います。
最後に、昨日常葉菊川に敗れましたが、掛川西・平尾直也(180cm78㎏、右投右打)の気持ちのこもった投球が頭から離れません。3塁側から見ていたのですが、腕がしなりがハンパではなかったです。1球1球に気持ちがこもり、どんな球種でも、全力で腕を振ってきます。2回途中から登板し、7回まで無失点。角度のあるストレートに、決め球として使えるフォークもキレていました。大学でどこまで伸びるのか。昨日の投球を見て、あらためて将来はプロを狙える投手だと確信しました。
さて、明日は4回戦。いよいよ、大会も佳境も入っていきます。次はどんな選手と出会うことができるのか本当に楽しみです! (編集部・栗山)
<写真/上から根岸大夢(小山)、森口佳大(磐田東)、平尾直也(掛川西)>
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)