秋季中部地区大会開幕!(8月13日)~島田球場レポート
夏の大会が終わって約2週間。早いもので、今日から秋季地区大会が始まりました。東部地区、西部地区は雨で中止となりましたが、中部地区は全試合開催されました。そのうち、島田球場で行われた2試合を見てきました。
<島田球場>
島田 6-3 金谷
常葉橘 13-2 島田工(8回コールド)
第1試合は、金谷と島田が対戦。島田は序盤に3点を失いますが、2回途中から登板した神田貴浩(173cm74㎏、右投右打)が勝利を手繰り寄せる好投を見せました。
代わった直後は制球に苦しんでいましたが、少しずつ球が低めに集まり、4回から9回まで無失点。力のあるストレートと、対角線に滑るスライダーとのコンビネーションが良かったです。最後は捕手、細川聖真(173cm78㎏、右投右打)の強気のリードにこたえ、胸元をガンガンと攻めいった姿も魅力的でした。
続く第2試合は、夏ベスト8の常葉橘が登場。前チームから主力が多く残り、秋の有力校として名前が挙がっているチームです。
この試合、4安打3打点の活躍を見せたのは「7番レフト」で出場した山野翔太郎(178cm80㎏、右投右打)でした。第1打席でいきなりレフトスタンドに本塁打を放つと、第2打席はレフト線への二塁打、さらに第3打席の左前安打を挟み、第4打席には再びレフトスタンドへ豪快な一発。懐の深い構えから、リストの強さを感じる豪快なスイング。能力の高さを見せてくれました。
島田工では、夏から注目していた好二塁手・加藤廉(177cm62㎏、右投左打)を楽しみにしていました。まず、シートノックでは、捕ってから速く、伸びるスローイングに目を奪われました。
試合では、第2打席にランナーを二塁において、レフト前に鋭い打球のタイムリー安打。スイングがシャープで背中にバットがあたるのではないかと思うほど、しっかり振り抜きます。また、レフトが本塁へ送球する間に、スキを見逃さず、二塁まで到達するセンスの良さも。攻守において視野が広く、状況判断に優れた選手だという印象を持ちました。(編集部・栗山)
<写真/上から神田貴浩(島田)、山野翔太郎(常葉橘)、加藤廉(島田工)>
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コメント
橘は夏ベスト4ではありませんよ
投稿: はいはい | 2015年8月13日 (木) 22時20分