岐阜聖徳学園大の金田&大石に会ってきました!
東海地区大学野球でもっとも激戦といわれる岐阜リーグ。月曜は、KYBスタジアムで行われたその岐阜リーグの2試合を観戦しました。
第1試合の岐阜聖徳学園大対朝日大では、5人の静岡県出身選手が出場しました。
岐阜聖徳学園大の「2番サード」で先発出場したのが袋井出身の大石潤矢(176cm68㎏、右投左打)。大石は1回表の守備でさっそく三遊間に抜けそうなゴロをキャッチし、ダブルプレーを完成させます。そして、その裏には送りバントをきっちり決めました。その後は四球、サードゴロ、レフトフライに終わりましたが、 本人が「次の打者につなげるバッティングをしたい」という2番打者としての役割は果たしていたと思います。
岐阜聖徳学園大では、試合序盤からブルペンで投げる投手が気になっていました。背番号11、浜名出身の金田周也(184cm82㎏、右投右打)です。昨秋のリーグ戦では147キロをマーク。高校時代は故障が多かったのですが、大学入学後に急成長を遂げている本格派です。
金田の投球は3月の浜松キャンプで一度見ています。ただ、その時は腕が振れず、「あれっ、どうしたのかな?」と心配していました。実は、その頃は背中の痛みに苦しんでいたとのこと。春のリーグ戦では0勝3敗と悔しい結果に終わっていました。
この日は、7回途中、ピンチの場面でマウンドに上がります。2イニングを投げて、被安打1、四球2、三振3という結果でした。
春の浜松キャンプの時とは、全く別人ではないかと思う腕の振り。「これでもか」というくらい、豪快に振れていました。2人目の打者には全球ストレートで三球三振。少しくらいコントロールがアバウトでも、ストライクゾーンにきていれば、手が出ないというくらいの勢いに圧倒されました。
この日のマックスは142キロ。試合後、本人は「もう少し良くなると思うのですが。秋は先発に定着できるように頑張ります」と明るい表情で話してくれました。まだまだ発展途上の投手。この秋、さらなるブレイクに期待です!
その他、岐阜聖徳学園大は浜松商出身の宮本健伍、浜名出身の増田剛平がそれぞれ代打で出場、朝日大では常葉菊川出身の大西優輝が「7番サード」でフル出場しました。(編集部・栗山)
<写真上/「大学に入って守備が成長した」という大石潤矢(岐阜聖徳学園大)>
<写真中/「全国大会で投げてみたい」という金田周也(岐阜聖徳学園大)>
<写真下/試合後の大石(左)&金田(右)。高校時代、袋井と浜名は練習試合を行っていたそうですが、2人の対戦はなかったとのこと!>
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