県大会2回戦~浜松球場レポート
今日は県大会の2回戦、8試合が行われました。浜松球場の第1試合では静清が西部地区1位の磐田東を下しました。(編集部・栗山)
★第1試合 静清3-0磐田東
最速144キロ右腕・横尾蓮太が12三振を奪う快投で、静清が準々決勝進出を決めた。横尾はストレートでグイグイと押した前日とは一転、この日は序盤から変化球を武器に、磐田東打線を苦しめる。ピンチになると、一気にギアを入れて、スピードガンが厳しめと言われる浜松球場で140キロ超を連発した。打線は初回、4番・大蔵豪人のライト前タイムリーで1点を先制。さらに、4回には6番・神谷賢志郎の犠飛で1点を追加した。磐田東は小刻みな継投を見せるが、最後まで横尾をとらえることができなかった。
静清・三島航平監督
「何として先制点を取りたかったので、初回に1点を挙げることができ、自分たちのペースに持ち込むことができました。横尾は連投を想定して増井(達哉)副部長と、ここまで練習に取り組んできました。その成果が出たと思います」
<写真/2連投の9回になっても140キロ前後のストレートを投げ込んだプロ注目の横尾蓮太(静清)>
★第2試合 浜名8-0富士(7回コールド)
浜名は初回、無死満塁から併殺崩れの間に1点を先制。3回には5番・桒原夢規のタイムリーで2点を追加する。投げては先発の山岸賢治が、立ち上がりこそボールが先行したものの、徐々に持ち味の打たせて取る投球を展開。5回まで7安打を浴びながらも無失点に抑える。すると6対0で迎えた6回には1死二塁から3番・石川寛太にセンター超えのランニング本塁打が飛び出した。富士は先発の芦澤澄人が連投の影響か、いつものキレ味を欠き、打線もチャンスであと一本がでなかった。
浜名・横山崇監督
「まさか、こんな展開になるとは予想していませんでした。クリーンナップがよく仕事をしてくれたと思います。目標のベスト4進出に向けて、また頑張ります」
<写真/チームメートから「浜名のオコエ」と呼ばれているという石川寛太(浜名)。185センチという大柄で身体能力も抜群だ>
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