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2015年9月19日 (土)

県大会1回戦~草薙球場レポート

 今日から秋季高校野球県大会が始まりました。草薙球場の3試合はどの試合も接戦。第1、2試合はともに延長にもつれ込んだ白熱した試合となりました。(編集部・栗山)

★第1試合 藤枝明誠5-2浜松学院(延長12回)

09091藤枝明誠は初回に伊藤翼咲のタイムリーなどで2点を先制。しかし、浜松学院はその裏に1点を返すと、6回には大渡勇真の犠飛で同点とする。浜松学院の先発・徳井晟也は右サイドから打者の手元でキレるストレートを武器に2回以降、藤枝明誠打線を抑え込む。一方、藤枝明誠は7回のピンチを先発の江野瑞紀が切り抜けると、8回からはエース・久保山優が気持ちのこもった投球を見せる。迎えた延長12回、藤枝明誠は相手のミスで1点を勝ち越し。さらに、伊藤の2点タイムリーで試合を決めた。

藤枝明誠・光岡孝監督
「負けなかったことだけが良かったですね。帰って練習します」

<写真/3安打3打点の活躍を見せた主砲の伊藤翼咲(藤枝明誠>

★第2試合 常葉橘5-1御殿場西(延長13回)

09092御殿場西・新井幹大、常葉橘・谷脇亮介、両エースの投げ合いで試合は進む。新井はストレートの球速こそ120キロ台中盤も、常に低めにコントロールし、打者が打ち気にはやったところを、スッと落ちるボールを有効的に使う投球。一方の谷脇は立ち上がりこそ高めに浮くボールがあったものの、中盤以降は三振の山。勢いのあるフォームから130キロ台後半のストレートをコーナーにビシビシと決めっていた。試合が動いたのは延長13回。常葉橘は相手のミスで1点を勝ち越すと、さらに打線がつながって3点を追加。その裏も、谷脇がきっちりと抑え、2回戦進出を決めた。谷脇は22三振をマーク。

常葉橘・黒澤学監督
「谷脇が気持ちをいれて投げてくれました。明日もやってくれると思います」

<写真/22三振を奪った谷脇亮介(常葉橘)>

★第3試合 浜松修学舎4-2静岡商

09093西部地区敗者復活戦から勝ち上がった浜松修学舎が粘りの野球で静岡商を振り切った。1対1の同点で迎えた6回、5番・森田匠のレフトオーバーのタイムリーで2点を勝ち越し。さらに、この回、1点を追加し、静岡商を突き放した。先発の野崎有梧は右サイドからホップするストレートに変化球を絡ませ、最後まで投げ切った。静岡商は9回、1点を返して意地を見せるも、反撃もそこまでだった。

浜松修学舎・藤原英祐監督
「相手の河合君のストレートがいいので、タイミングの取り方などを徹底していきました」

<写真/静岡商打線を抑えた野崎有梧(浜松修学舎)>

 

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コメント

訂正おねがいします。明誠の先発ですが「江野」ですね

投稿: | 2015年9月21日 (月) 16時39分

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