秋の県大会、注目はこの選手①~小川慶太(浜松西)
秋季県大会に出場する25チームが決定しました。抽選会は14日に行われ、大会は19日に開幕します。
★出場25チーム
<東部>
日大三島/加藤学園/富士市立/飛龍/市立沼津/桐陽/富士/御殿場西
<中部>
静岡/東海大静岡翔洋/藤枝明誠/常葉橘/静岡商/静清/静岡学園/静岡市立/島田商
<西部>
磐田東/浜名/掛川西/常葉菊川/浜松西/浜松学院/浜松商/浜松修学舎
そこで今回から数回に渡り、県大会で活躍が期待される注目選手を紹介したいと思います。
第1回は浜松西・小川慶太(182cm87㎏、右投右打)です。小川の父・泰生さんはかつてヤマハの主軸として都市対抗優勝に貢献した強打者。そんな父から、センスと技術を受け継いだ、まさにサラブレッドです。
1年夏からレギュラーとして出場する小川。今夏は全3試合で4番を務め、5安打5打点の活躍を見せました。そして、この秋は3番・岩本大河とともに強力打線を形成し、チームを3年ぶりの県大会出場に導きました。
県大会出場をかけた5日の敗者復活代表決定戦では、3回にレフトへの二塁打を放つと、5回には右中間を破る三塁打。左右両方向に長打を打ち分けました。
しっかりボールを引きつけ、自分のタイミングを持つセンスの良さ。しかも、強いインパクトから放たれる打球スピードの速さが圧巻。少しでも野手の横を突けば、ヒットになる速さです。守っても、大柄でも動ける二塁手というのが特徴。一二塁間の打球を軽くさばきます。
浜松西の大柄な二塁手といえば、2011年、春の県大会でベスト4に進出した倉田直幸(現慶応義塾大)が頭に浮かびます。タイプは違うものの、小川も県大会でもっている能力を存分に発揮してもらいたいと思います。
今年の浜松西はその他にも、スラッガーの岩本はもちろん、敗者復活代表決定戦でレフトスタンドに本塁打を放った宮田和樹、右サイドから変貌自在の投球を見せる水谷開人など、楽しみな選手が揃っています。さらに、佐藤光監督の下、「考える野球」が浸透してきている印象です。県大会ではダークホークス的な存在にはなるのではと見ています。(編集部・栗山)
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