嘉代誠(日大国際関係学部)が完全試合を達成!

昨日、KYBスタジアムで行われた東海地区大学野球選手権で、日大国際関係学部の2年生右腕・嘉代誠(181cm80㎏、右投左打)が完全試合を達成しました。僕は完全試合を生で見るのは初めて。まさか、ドラフト前日に、こんなにドキドキするシーンに立ち会えるとは思いませんでした。
★中京学院大 6-5 日大国際関係学部
★日大国際関係学部6-0四日市大
第1試合は前半の5点のリードを守りきれず、逆転負けを喫した日大国際関係学部。嫌なムードが漂う中、2試合目の先発を任されたのが嘉代でした。
嘉代は、序盤から思い切って腕を振っていきます。午前中の第1試合でも1イニング登板していましたが、その時とは雰囲気が全然違って見えました。おそらく、投げれば投げるほど、状態を上げていくるタイプだと思います。ストレートがビシビシとコーナーへ。球速自体は130キロ台後半くらい。それでも打者の手元でピッと伸びます。
7回くらいから、徐々に観客席がざわついてきました。「これ、もしかしたらパーフェクトじゃない?」「やっちゃうんじゃない?」。そんな声からあちらこちらから聞こえ、僕も1球も見逃すまいと、バックネット裏の最前列に席を移動しました。
しかし、当の本人は冷静だったようです。「6回くらいから意識していましたが、本当にパーフェクトを狙っていったのは8回からですね」。
そして迎えた9回、サードフライ、センターフライに抑えますが、最後の打者の打球はライト右横へフラフラと上がります。「やばい」と思った瞬間、右翼手の井上和也が走り込んでキャッチ。その瞬間、嘉代は大きなガッツポーズを見せ、日大国際関係学部のナインがマウンドに駆け寄りました。
試合後に話を伺うと、「今日は全体的にまとまっていて、どのボールでもカウントを取れたのが良かったと思います」
確かに、持ち球のカーブ、スライダー、フォークで簡単にストライクを取ることができます。しかも、力感のないフォームから淡々と低めを丁寧に突いていくのが長所。奪った三振は2つのみ。大学入学後、和泉貴樹監督から、「緩急」や「間」の使い方を学び、打たせて取る投球に終始した結果がこの日の快挙につながったと本人は語っていました。
将来はプロを狙っていきたいという嘉代。そのためにも、なんとしても今日の試合で勝って、まずは「東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦」への出場を決めて欲しいと思います。(編集部・栗山)
<プロフィール>
嘉代誠(かしろ・まこと)
1995年12月1日生まれ、静岡県富士宮市出身。富士根南小時代は「富士根南エコーズ」に所属。中学時代は「富士宮シニア」でプレーする。立花学園では、2年秋からエースとなり、3年夏は県ベスト16。
※岐阜経済大、四日市大でも、県内の選手が活躍しました。その様子は、また後日、このブログでアップしたいと思います。
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