中学硬式3リーグ交流戦で見た注目選手!
11月22日、23日に開催された静岡市長杯第3回静岡旗争奪中学生硬式野球大会(第2部3リーグ交流戦)。22日に旧静岡南グランドで行われた2試合を見てきました。
球場に着くと、第2試合の静岡ジュニアユースベースボールクラブと、御殿場ボーイズの試合が行われていました。
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御殿場ボーイズは、勢いのあるフォームが特徴的な和田聖生が先発。今年6月にも一度見ているのですが、その時はショート。2年生ながら肩の強い選手という印象を持っていました。当時のレポートはこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2015/06/post-e1df.html
腕の振りが鋭く、球速以上に速く感じるストレートを主体に、敗れはしたものの、相手打線を2失点に抑えました。また、打っては第2打席にセンター前、第3打席はライト線への二塁打。現在はチーム事情でピッチャーとセンターを兼任していますが、将来的には打撃を生かしてショートで勝負したいとのこと。どんな選手に成長するのか、楽しみです!
この試合で、その和田から強烈な打球を放ったのが静岡ジュニアユースベースボールクラブの4番に座る藤好悠。飛び抜けたミートセンスの高さを持ち、軸がブレずに、逆方向に打ち返してきます。
背番号1をつけていたので、本来はピッチャーなのかなと思っていると、次の焼津シニアとの試合では先発のマウンドに上がりました。
これが素晴らしかったです。上半身と下半身がきれいに連動し、バランスがいい。しかも肩関節が柔らかい。力むと、まだ高めに抜けてしまうことが多いのですが、素材の良さに一目惚れしました。第1試合に続き、打っても2安打の活躍。何といってもフォロースルーが美しかったです。
焼津シニアでは、キャッチャーの細越基に目がいきました。
この試合、相手の試みた二盗を2度とも防止。特に2回には投げる際に、打者と重なってしまったのですが、冷静に正確なスローイングでアウトに。中学2年生の段階で、これだけ雰囲気のいいキャッチャーはなかなかお目にかかれません。
なお、大会は島田ボーイズが優勝を飾りました。(編集部・栗山)
<写真/上から和田聖生(御殿場ボーイズ)、藤好悠(静岡ジュニアユースベースボールクラブ)、細越基(焼津シニア)>
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続く第4試合は立命館大が東北福祉大を1対0で下しました。この日が大学生活最後の試合となった飛龍出身の澁谷謙太と辻本一磨(ともに東北福祉大)。2人は試合に出場しませんでしたが、澁谷はブルペンでいつでもいけるように待機、辻本は副キャプテンとしてベンチを盛り上げていました。

グランドに着くと、一人だけ、体つきが違うので、すぐに石川の姿を発見。今日の練習では、まず肩の強さに目がいきました。浜名はサッカー部とグランドを共有しているため、シートノックでは全員がライトの守備位置につきます。おかげで本来はセンターですが、この日はライトでノックを受けたため、よりその肩の強さを確認できました。捕ってから矢のような送球が低く強く、三塁や本塁方向に伸びていきます。
昨日、阪神3位でドラフト指名を受けた竹安大知(伊東商出身)が仮契約を結びました。
また、竹安はフォームについても、熊本ゴールデンラークス入団後、試行錯誤を繰り返してきたようでした。



試合は8回、磐田東が1死二塁から加藤のセンター前タイムリーで追加点。加藤の投打に渡っての活躍で磐田東が優勝を飾りました。