竹安大知が社会人で体を大きくした理由とは!?
昨日、阪神3位でドラフト指名を受けた竹安大知(伊東商出身)が仮契約を結びました。
実はドラフト直後、竹安を訪ねて、熊本に行ってきました。会った瞬間、「体がでかくなったな」という印象を受けました。聞けば、高校時代より、体重がなんと17キロもアップしたとのこと。筋肉をつけるよりも、柔らかさを求めているタイプだと思っていたので、正直、その変貌ぶりには驚かされました。竹安は社会人3年間で体を大きくした理由をこう明かしてくれました。
「単純に、高校野球の時は、ある程度、腕を振らなくて、変化球を真ん中にポンと投げても、そんなに打ってこないし、腕を振らなくて、ある程度、真っすぐでも散らしておけば打たれないっていうのはあって、全力投球っていうのはほぼ無かったんです。でも、社会人にきたら、ツーボールからでも変化球で腕を振っていかないといけない。全然レベルが違うんで。もちろん、真っすぐも腕を振って、全部いかないといけないってなった時に、結局、体もケガしましたし、1年間、持たなかったんですよね。1年目は都市対抗予選まで投げることができましたが、それ以降は全くだったんですよ。『これはいかんぞ』って思いまして。1年間、やり通すためにどうするのかってなった時に、やっぱり体を大きくしなければいけないっていうことで、意識的に変えましたね」
また、竹安はフォームについても、熊本ゴールデンラークス入団後、試行錯誤を繰り返してきたようでした。
「だいぶ、フォームも変わりましたね。もともと、自分は柔らかさを持っているんですけど、その柔らかさをすごく前面に押し出したかったんですよ。で、社会人に入って気づいたのは、柔らかさは出すものじゃなくて、勝手に出るもんだと思ったんです。生まれもったものというか。柔らかさを出そうとしたら、自分の場合、ちょっと行き過ぎてしまうっていう感じで。柔らかさの取り方を間違えていました。社会人にきて、柔らかさは出すものじゃなくて、勝手に出るのもってとらるようになったら、フォームも全然変わってきました。無理して柔らかさを出すんじゃなくて、自然に。意識的な部分だけですけど」
竹安は今年4月から「鮮ど市場」のフランチャイズとなった「ゴールドジム」でトレーナーとして働いています。トレーニング方法はもちろん、体の構造、栄養学などを勉強しつつ、自らも昨年12月に行ったトミー・ジョン手術のリハビリを行ってきたそうです。
プロ1年目は「今は7、8割の状態」というヒジを完ぺきに治すことが優先ですが、この3年間で培ったノウハウが数年後にきっと生きるはずです!(編集部・栗山)
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