明治神宮大会レポート②
明治神宮大会2日目、第3試合の愛知大対早稲田大の試合では静岡県出身選手が3人出場しました。早稲田大はおなじみの川原孝太(掛川西出身)、中澤彰太(静岡高出身)が先発出場しました。
★中澤彰太<7番センター>
①レフト前安打
②一塁ゴロ
③投手ライナー
④四球
★川原孝太<8番レフト>
①二塁ゴロ
②三振
③三振
④一犠
中澤は初回、ライナー性のレフト前安打を放ちます。第2打席、第3打席はアウトになりましたが、きっちり球をとらえることができていました。守っても、小雨が振り続く難しい状況の中、初回にセンター前のフライを無難にキャッチしました。
アクシデントが起きたのは8回でした。中澤が四球を選び、続く川原が送りバント。川原のバントがうまく決まり、二塁ベース手前でもスピードを緩めなかった中澤。猛スピードで二塁ベースを蹴り、このまま一気に三塁まで行くのかと思った瞬間でした。急ブレーキをかけると、足を引きずりながら二塁ベースに戻ります。その後、自分で歩くことができず、車イスで球場を後にしました。大事に至らなければいいのですが。故障の状態が気になるところです。
一方の愛知大では、江間遼太郎(磐田東出身)が9回に代打として出場しました。カウント3-0からの4球目。強烈な打球を三塁方向に放ちます。しかし、惜しくも三塁正面に。それでも、江間らしい、力強いスイングを見ることができて嬉しかったです。
高校時代は3年夏に決勝戦に進出しましたが、あと一歩で届かなかった甲子園。その悔しさを胸に、大学では4年間、野球をやり遂げ、最後に全国大会出場。神宮球場でも打席に立てたことは今後の人生の大きな財産になると思います。(編集部・栗山)
<写真上/1打席目にレフト前安打を放った中澤彰太(早稲田大)>
<写真下/9回に代打として出場した江間遼太郎(愛知大)>
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