中学軟式の逸材投手を見てきました!
少し前の話題となりますが、先週の土曜日に第17回県中学新人野球大会の準決勝、決勝を見てきました。
この日に登場したフジヤマBC、東海大静岡翔洋中、御前崎中、曳馬中はすでに来春の全国大会への出場が決まっているチーム。その中で僕が注目したのは、御前崎中・山本麻南斗。この秋、公式戦での失点がわずかという噂の本格派左腕です。
準決勝のフジヤマBC戦で先発した山本は7回を無失点の好投を見せます。惜しくも、タイブレークの末に敗退しましたが、噂通りの好投手でした。
まず、右足一本で立ったときの姿勢がいいです。右手を巧みに使いながら、体重移動がスムーズ。腕が最後まで振り切れるのが特徴です。中学2年の段階で、これだけ力強いストレートをクロスファイヤーに投げることができたら、そうは打たれないでしょう。試合後、来春に向けて「ストレートと変化球のキレを磨いていきたいです」と話してくれました。
この山本が左の有望株なら、やはり右は東海大静岡翔洋中の石田直孝に注目が集まります。石田もまた、この秋はほぼ無失点という県内では無敵状態。初戦の磐田東中戦の完封に続き、この日は1失点。体のバネを感じるフォームからストレートの伸びが魅力的でした。この冬は、現在52キロの体重を増やして、球速を上げたいとのこと。来春までにどんな成長を見せるのか楽しみです。 なお、決勝戦ではフジヤマBCが東海大静岡翔洋中を5対2で下し、創部4年目にして初優勝を飾りました。(編集部・栗山)
<写真上/本格派左腕として将来が楽しみな山本麻南斗(御前崎中)>
<写真中/来春は全国でも快投を期待したい石田直孝(東海大静岡翔洋中)>
<写真下/創部4年目にして悲願の県優勝を成し遂げたフジヤマBC>
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