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2016年1月12日 (火)

岩本喜照(九州共立大)の過去の掲載記事

Dsc_0001 明日(13日)発売の『静岡高校野球2016早春号』でも、県外で活躍する静岡関連選手として登場してもらっている岩本喜照(常葉菊川→九州共立大)。静岡高校野球編集部では創刊号の『静岡高校野球2012』から岩本喜照のインタビューを掲載し、昨夏の『静岡高校野球2015』でも大学で一回り大きくなった岩本を直撃。編集部としては、正直、岩本の名前が全国にまだまだ知られていないことに不満があるぐらいの投手です。

 ということで、岩本をまだ知らない方にはもちろん、すでに知っている方にも是非見てほしい過去の記事をアップします!

『静岡高校野球2012』 P36 あの日、上がれなかったマウンドへ。

『静岡高校野球2015夏直前号』 P56 この人に会いたい~岩本喜照

 岩本が静岡の高校野球界に鮮烈なデビューを飾った高1夏は2010年。当時、『静岡高校野球』という本はまだ誕生前でしたので、編集部ではこのブログや他メディアにて岩本を紹介していました。

 その中でも、『携帯版野球小僧』という携帯野球情報サイトで編集部Hが高1の岩本を取り上げた記事を今回、ご紹介したいと思います。2010年8月にアップされた記事です。
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▼今夏の静岡大会では、1年生の活躍が目立ちました。甲子園に出場する常葉学園橘の城戸健太朗、ベスト8まで進んだ聖隷クリストファーの鈴木寛也&亀山裕輝、そして常葉学園菊川の岩本喜照。岩本は準々決勝の静岡市商戦で先発を任され見事完封。決勝戦でも、負けはしたものの、終盤に登場し、好投を見せました。
▼岩本は身長181センチという長身で、体はまだ細身ですが、1年生とは思えない落ち着いた投手です。制球がまとまっていて、大崩れはしないだろうというタイプ。130キロ前半のストレートに、カーブ、スライダーで緩急を生かします。130キロ前半とはいっても、伸びがあり、速く見えますし、体ができてくれば、スピードガンの数字もこれからどんどん上がってくるでしょう。
▼とは言いつつ、岩本の投球を見たのはテレビでのこと。実際にこの目で見てみたいと、今月4日に常葉学園菊川の練習試合を見に行くと、ちょうど岩本が先発でした。この日は愛知の強豪・東邦を相手に1失点完投。初回に1点を先制されたものの、2回以降は三塁も踏ませない、危なげない投球でした。
▼カーブは外れるボールも目立ちましたが、低めに決まるストレートに、たまに糸を引くようなすごい球が混じっていました。あのボールはちょっと手が出ませんね。完成度の高い投手かと思っていましたが、素材でも十分輝ける逸材なだけで、まだまだ発展途上です。ちなみにこの岩本、下の名前は喜照と書いて「きしょう」と読みます。覚えておいて損はない投手です。
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 まだ全国大会に縁がない岩本。今年こそ、名前を売ってくれることでしょう!
 
 

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