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2016年3月23日 (水)

春季中部地区大会開幕!(3月23日)~焼津球場レポート

 いよいよ、春季大会が開幕しました。果たして、一冬の間に力をつけたのはどのチームでしょうか。まずは中部大会が行われた焼津球場で3試合を見てきました。

<焼津球場>

焼津水産 7-2 藤枝西
静岡農 1-0 静岡西
島田 5-1 榛原

03231_3  第1試合では地元の焼津水産が登場。今日の焼津水産は、いつも以上に試合前のノックから気合いが入りまくりでした。というのも、高田晋松監督が4月から静岡商へ異動となり、この日が焼津水産でのラストゲーム。「なんとしても勝ちたい」というオーラが前面に出ていました。
 そんな焼津水産は初回に1点を先制すると、3回には5番・矢部太一の2点タイムリーなどで3点を追加。さらに、7回には3番・冨岡皇太がレフトスタンドへ本塁打を放ち、試合を決定づけました。
 高田監督は、「序盤はみんな気持ちが入りすぎて空回りしていた」と苦笑いしつつも、「何とか形を作って、チームを引き渡すことができました」と、安心した様子でした。
 また、高田監督を慕って入学した捕手の成澤桂佑は「最初に聞いた時は悲しかったけど、高田先生に教わってことを忘れずにやっていくだけです」と前を向いていました。
 焼津水産は3回戦、準々決勝と勝ち上がることができれば、準決勝で静岡商と対戦する可能性もあります。高田監督は「そうなったらやりづらいですね」と言っていましたが、その対決もぜひ見たいなと思いました。

03232 第2試合は、静岡農・﨑田翔太、静岡西・西ヶ谷瑞樹の投げ合いに。﨑田はキレのあるストレートとカーブを武器に最後まで粘り強く投げ、完封を飾りました。
 一方、昨秋から注目している西ヶ谷は立ち上がりこそ高めに浮くことがありましたが、徐々に角度のあるストレートが低めにビシッと決まっていきました。腕が鋭く振れてくると、持ち味のカーブも生きていきます。ストレートの球速は130キロ前後ですが、肩・ヒジの柔らかさがあって180センチの長身。将来が楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/焼津水産は高田晋松監督のラストゲームを勝利で飾る>
<写真下/オフに体重が8キロアップしたという西ヶ谷瑞樹(静岡西)>

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