練習試合 常葉菊川vs飛龍
★3月10日 練習試合 常葉菊川グランド 曇
| チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
| 飛龍 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 常葉菊川 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | × | 5 |
(飛)杉山、佐藤蓮-速水
(常)瀬沼、木野、鈴木-米澤
▽本塁打=若松(常)
▽二塁打=秋葉(飛)、坂本(常)
いよいよ、待ちに待った高校野球の対外試合が解禁となりました。
早速、今日は常葉菊川と飛龍の練習試合を見てきました。
まず、飛龍は左腕の杉山京吾(2年)が素晴らしい投球を披露してくれました。6回を無安打に抑える快投。打者の手元で伸びるストレートに緩い変化球を交えて、強打の常葉菊川打線を翻弄しました。独特の投球リズム感を持ち、狙ったところに完ぺきにコントロール。そのままセンバツで投げていたとしても不思議ではないと感じたほどの完成度でした。
打線では、5番の佐藤蓮(2年)が1打席目にレフト前安打を放つと、3打席目はレフトフェンス際ギリギリまで持っていくレフトフライ。あらためて、飛距離を出せるスラッガーとして魅力を感じました。
一方、常葉菊川は2番手で登板した木野拓馬(2年)が任された4イニングをピシャリと抑えました。180センチを超える長身の右サイド投手。先日、練習に伺った時から気になっていました。昨秋までオーバーで投げていたそうですが、腕を下げてから急成長したとのこと。ヒジが柔らかく使え、リリースからフィニッシュまでが凄く大きく見えます。ストレートは浮き上がってくる感じで、初対戦だと、ちょっと打ち崩すのは困難なタイプ。打者が、どうしても一瞬、タイミングが遅れ、差し込まれるケースが多くありました。この春から夏にかけて、常葉菊川の秘密兵器になりそうです。
また、プロ注目の栗原健(2年)は「1番センター」で出場。4打数無安打に終わりましたが、今日は守備で魅せてくれました。5回、左中間に上がった打球に対し、一直線に走ってキャッチ。一歩目の速さと、打球に入るまでの猛烈なスピードはやはり別格です。
なお、試合は常葉菊川が7回に代打・坂本章善(2年)の3点タイムリー二塁打で先制。さらに、8回には5番・若松弘樹(2年)がライトフェンス越えの2ラン本塁打を放ち、練習試合初戦を勝利で飾りました。(編集部・栗山)
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