オープン戦 静岡産業大vs中京学院大
★3月15日 オープン戦 磐田城山球場 晴
| チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
| 中京学院大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 静岡産業大 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
(中)栁川、市川-山崎
(静)直井、牧野、熊川-富山、綾部
▽二塁打=石坂(中)
静岡産業大・直井大将(新4年)がリーグ戦開幕に向けて、順調な仕上がりをアピールしました。昨秋、「東海・北陸・愛知三連盟王座決定戦」まで進出した中京学院大(岐阜)相手に7回を投げて、被安打3で無失点。7三振を奪いました。
圧巻だったのが、ドラフト上位候補として注目される吉川尚輝(新4年)に対しての投球。第1打席は高めのストレートで空振り三振に、第3打席目は縦のスライダーで同じく空振り三振に斬りました。
試合後に話を伺うと、直井は吉川のことを意識していたそうです。
「2年生の時、一緒に東海選抜でプレーしてから、いい選手だと思っていました。プロが注目する選手から三振を奪って自信になりました」
この日の直井は130キロ台後半のストレートが走り、打者の手元で変化するスライダーのキレ味も抜群でした。大学2年の頃から何回も見てきているのですが、ここまで躍動感のある直井は初めて。打たれる雰囲気が全くありませんでした。
今季、オープン戦はすでに6試合に登板。ヤマハ戦は途中、雨の影響で中止になってしまいましたが、岐阜経済大との試合でも7回無失点の好投を見せたそうです。
新化している要因は、オフに取り組んだ体作りにあるのではないでしょうか。昨年12月に取材した際は体重が66キロということでしたが、現在は70キロにアップ。さらに人生初めてウエイトトレーニングを取り入れたそうです。その効果もあり、この日は試合後半になっても球威が衰えるどころか増していった印象がありました。
「春は静岡リーグで勝って、もう一回、中京学院大をやってみたいです」という直井。4月2日の開幕が待ち遠しいという表情でした。
また、2試合目の8回には昨夏、飛龍を決勝戦まで導いたルーキーの伊藤塁が登板しました。三振、センターフライで簡単に2死まで取りましたが、その後、四球にエラーが絡み3失点。それでも、右サイドから打者のタイミングを崩す持ち味は発揮。1年目から十分に戦力となりそうです。(編集部・栗山)
<写真上/プロのスカウト陣の前で快投を見せた直井大将(静岡産業大)>
<写真下/将来の投手陣の柱として期待される伊藤塁(静岡産業大)>
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