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2016年4月 5日 (火)

JABA静岡大会1日目(4月5日)~浜松球場レポート

 今日から社会人野球のJABA静岡大会が始まりました。

<浜松球場>
三菱自動車岡崎3-2新日鐵住金鹿島
エナジック4-2ヤマハ(延長10回タイブレーク)
東邦ガス7-5JFE東日本

 浜松球場の第1試合では、桐陽出身の大貫晋一(新日鐵住金鹿島)がルーキーながら開幕戦の先発を任されました。
 大貫を初めて見たのは、高校2年の夏。その時から、しなやかな腕の振りに惚れ込んでいました。(当時の記事はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2010/07/post-369b.html
 日本体育大進学後、頭角を現したのは2年春。ベストナインを獲得する活躍で、チームのリーグ優勝に貢献します。ところが、そのシーズン終盤に右ヒジ痛に見舞われ、大学選手権では登板できず。結局、トミー・ジョン手術を行い、復帰までに2年ほどかかったそうです。
04051 ようやくマウンドに帰ってきたのが4年秋。6試合に登板して2勝を挙げると、その後の関東地区大学選手権では自己最速となる144キロをマークしました。
「手術する前のマックスが141キロでしたので、3キロくらい速くなりました」(大貫)
 じつは、大貫の姿をどうしても見たくて、2013年は大学選手権、昨秋は首都リーグの試合にも足を運びました。しかし、2013年は前述のようにケガ、昨秋は他の投手が登板したため、残念ながら目にすることができていませんでした。
 それだけに今日、約5年ぶりに見ることができて嬉しかったです。体重は高校時代より10キロアップ。当時とは比べものにならないほど、体全体が逞しくなっていました。そんな中でも、持ち味のしなかやさは全く失われていません。腕がムチのようにしなります。今日の最速は138キロながら、打者の手元でキレるストレートを駆使して、6回を2失点に抑える好投。3回、6回に特大本塁打を浴びましたが、それ以外はほぼ完ぺきに抑える安定感でした。
「こういう大事な試合で先発を任されるというのは期待されている証拠だと思います。昨年は都市対抗出場を逃しているので、今年はチームの力になって東京ドームのマウンドに立ちたいです」
 社会人の選手は甘い球を見逃してくれないとレベルの高さを痛感しながらも、来るべく都市対抗予選、そして2年後のプロ入りも見据えていました。

04052_2 第2試合は地元・ヤマハが登場。タイブレークの末に敗退しましたが、延長10回に登板した鈴木博志のボールに目を奪われました。
 今年に入ってからいろんな方から「ヒロシが凄い、ヒロシが凄い」と聞いていましたが、ここまで進化しているとは…。今日は常時140キロ台後半で最速は150キロ! 先日マークした152キロには及びませんでしたが、フォームの迫力と球の勢いは圧巻でした。
 一死満塁からのタイブレークで先頭の打者にレフト前ヒットを浴びましたが、その後は三振、ピッチャーゴロ。試合後、「このレベルのボールを見たのはいつ以来だろう」と考えつつ、しばらく体の震えが止まりませんでした。(編集部・栗山)

<写真上/「いい状態で投げることができた」という大貫晋一(新日鐵住金鹿島)>
<写真下/すでに来年のドラフト上位候補との声も聞く鈴木博志(ヤマハ)>

 

 

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