招待試合 静岡市立vs日大三
昨日は『静岡高校野球2016直前号』(6月21日発売予定)の取材を兼ねて、静岡市立の創立70周年記念招待試合を見てきました。相手は名門・日大三(東京)です。
前日も同じく招待試合で、春千葉ベスト8の松戸国際(千葉)相手を9回3失点に抑えたというエース・寺田敬太(171cm70Kg、右投右打)に注目。全国クラスの強力打線にどこまで通用するのか楽しみでした。
立ち上がり、寺田はエラーでランナーを許すものの、2回を無失点に抑えます。力のあるストレートを低めに投げ込み、時折、チェンアップを混ぜ、日大三の各打者を詰まらせます。しかし、3回に1死二塁から死球を与えてしまい、そこから少しだけ球が高くなると、簡単に持っていかれます。連打を浴びて2失点。さらに4回にも2点を失い、5回からマウンドを2番手の牧野康平(168cm67Kg、右投右打)に譲ります。それでも、7回から再登板すると、8、9回は序盤のような球威が戻り、2回を無失点に抑えました。
試合後、話を伺うと、連投ということで若干、疲れがあったようでした。ただ、最速137キロのストレートはこのレベルでもコースに決まれば、通用すると感じたはず。本人は夏に向けて、このストレートだけでなく、もう少し変化球の精度も上げていきたいとのこと。この貴重な経験を財産に、夏に大暴れして欲しいと思います。(編集部・栗山)
<写真/球持ちが良く、ボールを前で離せる寺田敬太(静岡市立)>
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