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2016年5月 7日 (土)

県大会決勝&3位決定戦~草薙球場レポート

 本日、春季県大会は決勝戦、3位決定戦が行われました。決勝戦では常葉橘が日大三島を下し、8年ぶり3度目の優勝を飾りました。

★3位決定戦 静岡10-3東海大静岡翔洋

05071静岡が小刻みに得点を重ねて快勝。第3シードとなった。1対1の同点で迎えた4回、1死満塁から大石哲平が走者一掃となるレフト方向へのタイムリーを放つ。さらに6回には古川のタイムリーで2点を追加し、リードを広げた。先発の竹内奎人は準々決勝に続き好投。7回を1失点に抑えた。一方の東海大静岡翔洋は、先発の田中健太が体全体を使ったバランスのいいフォームから130キロ台中盤をコンスタントにマーク。中盤に失点したが、夏に向けて収穫のある内容だった。

静岡・栗林俊輔監督
「竹内は落ち着いて、いつも通りに投げていました。夏まで競争して、チームとしての完成度を高めていきたいです」

<写真/3安打2盗塁の活躍を見せたトップバッターの藤田誠也(静岡)>

★決勝戦 常葉橘4-1日大三島

05072_3制したのは常葉橘。4回、1死二塁から長倉朋哉のレフト前タイムリーで1点を挙げる。6回には長打2本を含む、4連打で2点を追加した。投げてはエース・谷脇亮介が快調に飛ばす。141キロをマークするなどストレートが走り、スライダー、シンカーも冴える。7回までに12三振を奪う快投だった。そして、9回には自らのタイムリー三塁打でダメ押しとなる1点を加えた。日大三島は6回に今野勇斗のタイムリーで1点を返すも、谷脇をとらえきれなかった。この結果、第1シード・常葉橘、第2シード・日大三島と決まった。

常葉橘・小林正具監督

「谷脇は、まだ自分の思ったところに投げられないことがあります。今日は60点くらいでしょう。この世代は、中学、高校と勝ってきていない。どうすれば勝てるのかを体感できたことは大きいと思います。ただ、あくまで見据えているのは夏だけです」

<写真/先制タイムリーを放った長倉朋哉(常葉橘)>

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