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2016年6月17日 (金)

練習試合 島田商vs静清

 昨日はナイターで行われた島田商と静清の練習試合を見てきました。
 島田商・北川裕登、静清・横尾蓮太の両エースは投げませんでしたが、下級生に楽しみなピッチャーを見つけました。
06171 まず、島田商は石原直弥(177cm72Kg、左投左打)です。先週、島田商に取材に伺った際、ブルペンで投げていた時から気になっていたピッチャーです。昨秋も練習試合で一度見ているのですが、一冬を越えて体が大きくなり、まさにピッチャーらしい体型になってきました。マウンドでの立ち姿が良く、バランスの整ったきれいなフォームから投げ下ろしてきます。
 この日は4回から登板。立ち上がりに2点を失うなど、3イニングを投げて3失点。そんな中でも、素材の良さはあらためて確認できました。球速は130キロ前後ですが、肩・ヒジの柔らかさは魅力で、もう少し下半身を使えるようになれば、確実にスピードとキレが出てくるタイプです。もう一度、秋にチェックしたいと思います。

06172 一方、静清では1年生の左腕・梶晃聖(168cm60Kg、左投左打)が8回、9回の2イニングを無失点に抑えました。球持ちが良く、右打者の内角低めにズバッとキレのいいストレートを投げ込みます。変化球の精度も良く、雨の中でも簡単にストライクをとり、1年生とは思えない安定感です。
 御殿場ボーイズ時代から期待していましたが、正直、この時期から出てくるとは思っていませんでした。聞くところによると、入学早々、Aチームに入り、練習試合で登板を重ねているそうです。
 貴重な左腕なだけに、この夏、公式戦デビューがあるかもしれません。(編集部・栗山)

※梶晃聖(静清)については6月21日発売の『静岡高校野球2016夏直前号』の1年生特集の中でも取り上げています! ぜひ、そちらも読んでいただけると嬉しいです。

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