夏の大会2回戦(7月20日)~清水庵原球場レポート
今日の清水庵原球場第1試合は、緊迫感のある好ゲームでした。
★7月20日 夏の静岡大会2回戦 清水庵原球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
静岡市立 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
東海大静岡翔洋 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 4 |
<9回サヨナラ>
(静)寺田-深田
(東)高澤、飯澤、石倉-鈴木
▽二塁打=水元(静)
▽本塁打=寺田(静)
静岡市立は初回、東海大静岡翔洋の先発・高澤凌央の立ち上がりをとらえる。1番・水元龍之介の二塁打を足掛かりにチャンスを作り、1死二三塁から4番・野中啓斗のタイムリーで2点を先制。さらに2回には寺田敬太がレフトスタンドへ本塁打を放って1点を追加する。
東海大静岡翔洋は3回に1点を返すも、その後は寺田の力強いストレートとチェンジアップに苦しみ、2点差で終盤を迎える。
8回、東海大静岡翔洋は3番・井上優の犠飛まで1点差に迫る。そして、9回裏、先頭の石栗悠史のショートゴロが相手のエラーを誘い、同点のチャンスを掴む。四球のあと、7番・平山健太のセンター前で同点に。その後、満塁となり、1番・曽根渉のレフト前タイムリーで劇的なサヨナラ勝ちを飾った。
東海大静岡翔洋・原俊介監督
「初戦ということもあり、初回は浮足立ってしまった。最後は彼らの思いがつながってくれました。『白球に思いを込める』というものを体現してくれたと思います」
静岡市立・森監督
「勝たせたかったですね…。試合前から3、4点勝負だと考えていました。寺田は本調子ではない中、よく投げてくれました」
静岡市立・寺田敬太投手
「悔いはありません。大会前に両膝を痛め、投げ込みや走り込みが思うようにできませんでしたが、120パーセントの力を出し切りました。最後は自分の力不足です」
<写真/サヨナラ勝ちで喜ぶ東海大静岡翔洋ナイン>
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