小林弘郁(愛知東邦大)がプロ2軍相手に登板!
昨日は愛知大学リーグ選抜と中日2軍の試合がナゴヤ球場で行われました。
愛知大学リーグ選抜では、2部から唯一、市立沼津出身・小林弘郁(愛知東邦大)が選出されていました。
小林は、今春のリーグ開幕戦で浜北西出身の夏目旭(至学館大)と投げ合い1失点完投。最速143キロをマークし、視察に訪れたプロ数球団のスカウトからも注目を浴びました。続く、愛知学院大、名古屋学院大戦でも好投。順調にスタートを切ったかに思われました。
ところが、その後、肩痛の影響で登板を回避。結局、最後までリーグ戦のマウンドに戻ってくることはありませんでした。そんな中での今回の選出。僕は小林の状態を心配しつつ、プロ相手にどんなピッチングを見せてくれるのか、期待を膨らませてナゴヤ球場に向かいました。
小林の出番は3回でした。まず、三ツ俣大樹に対して四球を出してしまいます。初めてのナゴヤ球場のマウンドの影響か、それとも相手打者に対するの意識なのか、あきらかに球が浮いていました。
ただ、ここからが小林の凄いところ。すぐに修正してきます。渡辺勝をセカンドゴロ併殺に仕留めると、最後は阿部寿樹をショートゴロに。きっちりと3人で抑えました。
小林は試合後、こんなことを言っていました。
「打ち取ったボールは全てストレート。そこは手ごたえがありました。でも正直、球速はもう少し出したかったです」
この日の最速は138キロ。実は、春のリーグ戦後、肩をケアしつつ、体重アップを目指したそうです。現在の体重は83キロ。食事の量を増やし、なんと短期間で7キロも増やしたとのこと。僕は約半年ぶりに小林を見たのですが、あきらかに下半身が一回り以上、大きくなっていました。
その理由を聞くと、「球速ですね」という答えが返ってきました。
小林は目標のプロ入りに向けて、まずは結果を残すことが大前提ですが、常時140キロ台をマークしてアピールすることも重要だと考えて、体重を意識的に増やしてきたそうです。
秋のリーグ戦開幕まで残り約1か月。「この秋が勝負だと思っていますので」と、気合の入った表情が印象的でした。(編集部・栗山)
★今年、正月に掲載した市立沼津時代の同期・今村亮(東海大海洋学部)との対談記事です。
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2016/01/post-6549.html
http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2016/01/post-0c80.html
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