星川あかり(京都外大西)、高校3年夏レポート!
高校野球は新チームの練習試合、中学野球は選抜チームの試合、大学野球はオープンと、野球の試合が目白押しのこの時期ですが、“女子の甲子園”と呼ばれる「第20回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」も7月28日から7日間の日程で兵庫県丹波市スポーピアいちじまで開催されました。
今年は史上最多の24校が参加。その中で注目は、『静岡高校野球2016夏直前号』で表紙を飾った星川あかり(京都外大西/浜松ボーイズフレイムズ出身)でした。星川は、今年の女子W杯の日本代表候補にも選出されました。残念ながら、最終メンバーには選ばれませんでしたが、将来の女子球界を背負って立つ選手として期待を集めている内野手です。(詳しくは『静岡高校野球2016夏直前号』を読んで頂けると嬉しいです。)
京都外大西は初戦で村田女子(東京)と対戦し、2対0。2回戦は同じ京都の京都両洋と激突。スミ1での敗戦が頭をよぎる中、7回裏に劇的のサヨナラ勝ち。さらに、準々決勝の相手は創部2年目の折尾愛真(福岡)。これも終盤の逆転劇で勝利(4対3)。ここまで全て接戦をものにしてきました。
そして、準決勝の相手は強豪・神村学園(鹿児島)。前半の大量失点が重くのしかかり、最終回の粘りも届かず、3対9で敗戦。星川の最後の夏はベスト4で終了しました。
全4試合の星川の成績は12打数6安打(三塁打2本、二塁打1本)3四球。実は、1回戦の7回、一塁ランナーでの帰塁時に右肩を亜脱臼していました。それでも周囲のサポートと気迫で「1番ショート」を全うしました。星川は「自分ができることは全てやったから悔いはない」と周りが涙を流す中、ひとり笑顔を見せていました。
「将来の目標は女子プロ野球選手」と語る星川。次のステージでの活躍を楽しみにしています!
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