日大国際関係学部・今村弟が完全復活!
昨日は富士球場で行われた静岡リーグへ。第3試合は優勝争いを繰り広げる静岡大と日大国際関係学部が対戦しました。
試合は、静岡大・鳥越大地、日大国際関係学部・日下部啓太の投げ合いで、両チーム無得点のまま、進んでいきました。
均衡を破ったのは日大国際関係学部でした。8回裏、1死一三塁から6番・森井康二のレフト前タイムリーで1点を奪います。そして、9回、日下部が2死までとり、最後を任されたのが日大三島出身・今村拓でした。
今村は大学入学早々の1年春にリーグ戦で登板するも、徐々に悪化したヒジの痛みから、その年の11月にトミー・ジョン手術を行います。復帰したのは2年秋の新人戦。その試合で、いきなり高校時代のマックスを1キロを上回る144キロのスピードが出たそうです。
「手術とリハビリを経て今は全く痛みはなくなった」といい、今年はリーグ戦のマウンドに戻り、主にリリーフとして大事な場面を任されています。 この日は四球を許すものの、次打者をきっちりと抑え、1点差を守り抜きました。
日大三島時代、エースとして迎えた3年夏は初戦で掛川西と対戦。8回まで無失点に抑えるも、サヨナラ負けという悔しい思いをした今村。あれから、3年。手術を経て、持ち味のキレのあるストレートに一段と磨きがかかり、和泉貴樹監督の指導で投球術も身についてきました。
今村の兄・亮(東海大海洋学部)は先週、プロ志望届けを提出したばかり。弟の拓は「兄を追って自分も同じ舞台に行きたい」と、プロを目指す気持ちを持っています。同じ右腕でもタイプは違う2人ですが、ぜひ兄弟でのプロ入りを実現してほしいです。(編集部・栗山)
※静岡大と日大国際関係学部の直接対決は1勝1敗1分となり、第4戦がきょう27日12時から富士球場で行われます。http://tokaibbl.com/
<写真上/先制点を挙げ、喜ぶ日大国際関係学部のベンチ>
<写真下/復活した今村拓(日大国際関係学部)>
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