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2016年9月25日 (日)

秋季県大会準々決勝~清水庵原球場レポート

 雨で順延していた秋季県大会準々決勝行われました。清水庵原球場は2試合とも好ゲームとなりました。

★第1試合 聖隷クリストファー 4-2 駿河総合

09251 聖隷クリストファーは初回、2死から3番・安井琢真が四球で出塁。続く4番・水谷優稀のタイムリー二塁打で1点を先制する。2回には8番・河合竜誠のタイムリーで1点を加えた。
 一方の駿河総合は5回に9番・増井千晃のタイムリーで1点を返すも、聖隷クリストファーは6回、7回にも1点ずつ加えて、駿河総合を突き放した。投げては先発の河合が相手打者の懐を果敢に攻める投球が功を奏し、2失点に抑える好投。聖隷クリストファーが2008年以来のベスト4進出を決めた。

聖隷クリストファー・植竹和人監督
「河合は相手打者のインコースをうまくついていた。打つ方は寺坂(優哉)君はフォークが抜群にいいので、低めを捨てて、ゾーンを上げさせた。東海大会に行けるチャンスなので、次も頑張りたい」

駿河総合・望月俊治監督
「負けるときは、こういうパターンかなと思っていたが、その通りになってしまった。ツーアウトから、出塁を許すなど、ミスが多かった。夏を経験している選手が少なく、このチームとしては、よくやったと思うが、もうワンランクを上を目指すには、まだまだ課題は多い」

<写真/エースとして風格も出てきた河合竜誠(聖隷クリストファー)>

★第2試合 藤枝明誠 5-4 常葉橘

09252 藤枝明誠・久保田蒼布、常葉橘・鈴木楓の両先発がお互い、5回まで無失点に抑える。先制したのは藤枝明誠。5回、1番・常盤勇汰のセンターオーバーのタイムリー二塁打などで2点を奪った。しかし、直後の6回、常葉橘は3番・紅林史也の2点タイムリーで同点とすると、8回には紅林の二塁打からチャンスを作り、相手のエラーで2点を勝ち越した。
 それでも、藤枝明誠はその裏、8回に7番・一戸輝彦のタイムリーと相手のワイルドピッチなどで3点を挙げて逆転に成功した。そして、9回は久保田に代わり、遠藤大支がマウンドへ。遠藤はキレのあるストレートを武器に、無失点に抑えた。藤枝明誠は2年連続のベスト4進出。

藤枝明誠・光岡孝監督
「中部大会でコールド勝ちしていただけに、非常に戦いにくい相手だった。ただ、最初から最後まで選手が一生懸命やってくれた。ここまで1番の常盤の状態があまり良くなかったが、今日で吹っ切れてくれたと思う。準決勝も向かっていく姿勢を見せていきたい」

常葉橘・八木道政監督
「1点差の勝負になると考えていたが…。中部大会で2対10でコールド負けしたあと、打倒・久保田君を掲げてきた。やってきたことは出せたと思うが、まだ足りたいことが多い。来年の夏に向けて、1からチームを作っていきたい」

<写真/先制タイムリーを放ち、ガッツポーズを見せる常盤勇汰(藤枝明誠)。2打数2安打1打点の活躍>

※草薙球場では静岡高、東海大静岡翔洋が準決勝に駒を進めました。

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