秋季県大会2回戦~草薙球場レポート
今日の秋季県大会は2回戦8試合が行われました。草薙球場では静岡高、藤枝明誠の中部勢がベスト8進出を決めました。
★第1試合 静岡高 8-2 飛龍
飛龍は初回、3番・比屋根彰人のセンターオーバーのタイムリー二塁打、4番・秋葉奏太のレフト前タイムリーで2点を先制する。しかし、静岡高は3回、3番・稲角塁のタイムリー二塁打で1点を返すと、5回には一死満塁から2番・村松開人の投手ゴロが相手のミスを誘い、2点を奪った。
さらに、静岡高は6回に1点、8回に3点、9回に1点と効果的に得点を加える。投げては左腕の池谷蒼大が2回から完全に立ち直り、9回まで無安打に抑える快投。130キロ台中盤から後半のストレートを低めに集めた。
静岡高・栗林俊輔監督
「今日の池谷は力むことなく、バランスが良かった。反省点はまた練習して、次の試合に臨みたい」
飛龍・濱野洋監督
「初回の集中力が、その後も続かなかった。そのあたりを今後の課題にしていきたい。比屋根はよく投げたが、まだまだ、こんなものではない。来年に向けて、投手に専念させることも考えていきたい」
<写真/丁寧な投球で2回から9回を無安打に抑えた池谷蒼大(静岡高)>
★第2試合 藤枝明誠 3-2 掛川東
掛川東は初回、先頭打者の此本拓斗がレフト前安打を放ち、すさかず二盗に成功。その後、一塁ゴロ、犠飛で1点を先制する。藤枝明誠は4回、6番・河合郁拓のレフト前タイムリー、6回には犠飛で1点を勝ち越すが、掛川東は7回に1点を挙げて再び同点とする。
8回裏、藤枝明誠の3番・中田悠斗がセーフティバントを成功させた直後、雷と雨のため、試合が1時間56分中断となる。試合開始直後、藤枝明誠は中田を3塁に進め、7番・一戸輝彦の犠飛で勝ち越すと、9回表を先発の久保田蒼布が無失点に抑え、接戦をものにした。
藤枝明誠・光岡孝監督
「試合は相手のペースで、決していい内容ではなかった。ただ、中断の時、選手たちはキレることなく、自分たちで考えて準備をしていた。それを見て、この試合、行けると感じた。次の常葉橘戦はウチにとって最大の山場。もう一度、引き締めていきたい」
掛川東・鴨藤忠博監督
「終わったあと、みんな凄く悔しそうな顔をしていた。これを忘れずに、これからの練習試合、冬の練習に取り組みたい。今大会を通じて、選手達が粘ることの大切さを学んだことは大きいと思う」
<写真/2失点完投の久保田蒼布(藤枝明誠)>
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コメント
駿河総合どうでしょう?
是非、見に来てください!
投稿: たかはし | 2016年9月19日 (月) 21時32分