秋季東部地区大会10日目(9月3日)~愛鷹球場レポート
<愛鷹球場>
三島南 3 - 1 富士市立
伊東 11 - 6 富士宮北
日大三島 7 - 0 飛龍(7回コールド)
第1試合と第2試合は、敗者復活代表決定戦が行われました。 第1試合は三島南のエース・鈴木穂嵩が好投を見せました。2回に1点を失うも、徐々に腕が振れて3回以降は走者を出しながらも粘りの投球で無失点。すると、終盤に味方打線が援護します。7回に1死二三塁から1番・稲垣遼太のセンター前タイムリーで逆転。8回にはスクイズで1点を加えました。
実はこの夏に、球威のアップを目指し、体重を3キロほど増やしたという鈴木。その影響からか、この秋の大会は少し体のキレを失っていたそうです。それが、ようやく、この県を決める大事な試合でベストピッチング。試合後、稲木恵介監督は「今日は(鈴木)穂嵩につきます。ここからは県大会に向けて上がっていくだけでしょう」と一安心した様子。投の柱が安定してきただけでなく、新チームも巧みな足を使った機動力があります。県大会では台風の目になる可能性を十分に秘めていると感じました。
続く第2試合では、伊東が19年ぶりの県大会出場を決めました。
先発したのは背番号10の山口真寛。2回戦の桐陽との試合でも一度見ているのですが、その時から気になっていた投手でした。身長181センチと上背があり、バランスのいいフォームから130キロ台前半のストレートを投げ込む本格派です。今日は富士宮北打線を7回1失点に抑えますが、8回に逆転を許し、マウンドを降りました。中野智之監督によると、この地区大会を投げてきた中で、一番状態が悪かったとのこと。ただ、そんな悪いなりに、試合を作ったのは立派です。腕の振りも良く、来春には140キロ近く投げていてもおかしくはない素材。県大会でも注目していきたいと思います。(編集部・栗山)
<写真/県大会出場を決めた三島南・鈴木穂嵩(上)と伊東・山口真寛(下)>
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