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2016年10月25日 (火)

静岡市内大会レポート<第2日目>

 静岡市内大会2日目は2試合が行われ、静岡北と清水西がそれぞれ準々決勝に駒を進めました。

<2回戦>
静岡北12-10静岡東
清水西8-1静岡農(8回コールド)

10251_2 第1試合は静岡北が接戦をものにしました。気になったのは「4番キャッチャー」の中村琉也。182センチの大型捕手です。左右両方向に打ち分けて3安打。タイミングの取り方が上手く、バッティングフォームに余分な動きがないです。最終の第6打席はセンターフライに終わりましたが、滞空時間の長さを見る限り、パワーもありそうです。
 一方、静岡東はエースの水野太郎が故障のため、代打で出場したのみ。来春はぜひ投げる姿をチェックしたいと思います。

10252 第2試合はエース・原和也、強肩捕手・倉木隆佑のバッテリーを中心に安定感のある清水西が圧勝しました。
 目立っていたのは、この日、3番に入った堀池広都。第1打席でレフトオーバーの二塁打を放つと、その後、ライト前安打、レフト前安打、センター前安打と大当たり。そして、第5打席にはきっちりスクイズも決めました。また、二塁の守備は動きにスピードがあり、打球への寄りが速いです。164センチと小柄ですが、大きく見える選手。決しては派手さはありませんが、好プレーヤーです。試合後、安井信太郎監督に話を伺うと、これまで堀池は2番や9番といった繋ぎの打順が多かったとのこと。この活躍に、安井監督も驚いていました。
10253 静岡農では、先発の1年生左腕・望月賢吾が面白いと感じました。フォームに癖がなく、腕がスリークオーター気味に出てくるのが特徴。右打者の外に流れるシュート回転のボールに清水西打線が苦しんでいました。おそらく、本人はナチュラルで投げていると思いますが、このボールは今後、大きな武器になるはずです。
 こういう選手を新たに発見できるから、静岡市内大会は毎年、欠かせません。(編集部・栗山)

<写真上/シュアな打撃を見せる中村琉也(静岡北)>
<写真中/攻守でチームに貢献した堀池広都(清水西)>
<写真下/来年以降、成長を見守りたい望月賢吾(静岡農)>

★試合結果は静岡市のホームページからご覧になれます。
http://www.city.shizuoka.jp/000729944.pdf

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