独立リーグを目指す大型右腕・寺本悠眞(東海大海洋学部)
いよいよ、10月20日に迫ったドラフト会議。本日、プロ志望届が締め切られました。静岡関連選手の提出者は以下の5名となりました。
★鈴木将平(静岡)
★加藤脩平(磐田東)
★今村亮(市立沼津→東海大海洋学部)
★小林弘郁(市立沼津→愛知東邦大)
★岩本喜照(常葉菊川→九州共立大)
じつはもう一人、静岡リーグに独立リーグを目指す投手がいます。東海大海洋学部の寺本悠眞(大阪・興国高出身)です。身長186センチから140キロ台前半のストレートを投げ込む大型右腕。しかし、これだけのスペックがありながら、全くの無名です。というのも大学入学後、故障に苦しみ、リーグで登板したのはわずか数試合。同学年の今村亮に隠れ、ほとんどその存在は知られていませんでした。
それでも、4年夏のオープン戦では愛知工業大相手に完封。結局、ここまで立ち上がりの制球に不安があり、公式戦での登板数は少なかったのですが、手塚慎太郎監督が「どんなピッチャーになるのか楽しみ」と期待する逸材です。
僕も自分の目で一度見たいと思っていたところ、10月4日の常葉大浜松キャンパス戦の6回2死からマウンドに上がってくれました。いきなり四球を出すも、前の打席で満塁本塁打を放った絶好調の4番・上野亮一を三振に切ってとります。さらに、続く7回も無安打に抑え、役割を果たしました。
フォームは粗削りですが、真上から投げ下ろすので角度があり、フォークという決め球を持っているのが長所。もう少しスピードが上がってくれば、少々、制球が乱れても、力で抑え込める投手になることも可能でしょう。
上のレベルにいって、何かのきっかけで大化けの可能性もある有望株。ぜひ、独立リーグに入団し、ゆくゆくは夢のNBP入りと果たしてもらいたいと思います。(編集部・栗山)
※寺本悠眞投手の動画をアップしました。1球のみですが、ご覧ください!
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コメント
上野亮太ではなく亮一です。
訂正よろしくお願いします。
投稿: あ | 2016年10月 6日 (木) 19時49分