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2016年10月24日 (月)

静岡市内大会レポート<第1日目>

 秋季東海大会では静岡高が2回戦で勝利。選抜当確まであと1勝、期待したいです!
 そんな秋季東海大会も気になるのですが、22日から第13回静岡市内大会が始まりました。静岡市内の計16チームが参加(静岡高は東海大会出場のため辞退)。来年のために、絶対に見逃せない重要な大会です。まず、初日のレポートをお届けします。

<1回戦>
静岡市立11-4東海大静岡翔洋(延長10回タイブレーク)

<2回戦>
清水東12-0科学技術(6回コールド)
清水桜が丘6-5静岡大成

 第1試合、東海大静岡翔洋対静岡市立は夏の再戦となりました。夏の大会では東海大静岡翔洋がサヨナラ勝利。何としてもリベンジしたい静岡市立は序盤に4点のリードを奪い、試合を有利に進めます。一方の東海大静岡翔洋は、まさに夏の大会を再現するかのように、ジワリジワリと得点差を詰めていきます。そして、1点差で迎えた9回裏に、2死二塁から代打・堀翔多の左中間を破るタイムリーでついに同点に追いつきます。 しかし、タイブレークとなった延長10回、先行の静岡市立は一挙8点を奪い、試合を決めました。
10241 試合後、静岡市立・森崇監督は「やっぱり、翔洋さんは力がありました。秋は県で一番早く、大会が終わっているし、ここで勝てたことは凄く大きいです」とホッとした表情を見せていました。一方の東海大静岡翔洋は、3番手で登板した眞城敬朋に注目。184センチの長身右腕で、今年5月にB戦の試合で見た時から楽しみにしていた期待の投手です(その時の様子はこちら→http://tsukasa-baseball.cocolog-shizuoka.com/blog/2016/05/post-27bc.html)。この日は右足がマウンドに引っかかってしまっていたようで、思うような投球ができませんでした。ただ、素材はいいです。この投手が一冬が化ければ、東海大静岡翔洋は「右の眞城、左の飯澤(万里)」と揃い、甲子園も視界にとらえることができると思います。

 10242第2試合は清水東の先発・望月航平が6回を無失点に抑えました。腕の振りが速く、球威のあるボールを投げ込むパワー型投手。打者が思わず振ってしまう、高めのストレートには力がありました。秋の大会が終わってから本格的に投げ始めた投手。大代茂雄監督は「今の球速は130キロそこそこですが、まだまだ伸びるピッチャー。来夏までに140キロを投げさせたい」と期待している様子。肩関節が柔らかいだけに十分に可能性があると感じました。

 第3試合は清水桜が丘と静岡大成が対戦。静岡大成は注目の左腕・若生裕也が5回を投げて2失点も、6三振を奪いました。指にかかった時のストレートと、右打者の内角に食い込むスライダーに魅力があります。試合は清水桜が丘が8回に2点を挙げて逆転勝ち。今秋、県大会出場チームとしての意地を見せました。(編集部・栗山)

★試合結果は静岡市のホームページからご覧になれます。
http://www.city.shizuoka.jp/000729943.pdf

<写真上/184センチの長身右腕・眞城敬朋(東海大静岡翔洋)>
<写真下/腕を振り下ろし、力強いストレートを投げ込む望月航平(清水東)>

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