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2016年11月

2016年11月28日 (月)

中学軟式、全国大会出場チームが決定!

 26日は裾野球場で行われた全日本少年春季県大会兼中学校新人野球大会へ。準決勝に残った初倉中、伊東南中、北浜東部中、函南東中を見ることができました。

<準決勝>
初倉中 1-0 伊東南中
北浜東部中 2-1 函南東中

<決勝>
初倉中 12-1 北浜東部中

※この結果、来春、静岡で開催される全国大会には、各地区大会1位の伊東南中(東部)、東海大静岡翔洋中(中部)、曳馬中(西部)に加え、初倉中の出場も決まりました。

11281_2 さすが、県ベスト4に残ったチーム、どこも好投手がいました。準決勝で投げた初倉中・曽根神威、伊東南中・小林歩、北浜東部中・梅林大輝、函南東中・西原未来飛はいずれもこれからの成長が期待できる右腕です。
 特に見ごたえがあったのは準決勝の第1試合です。
 初倉中の曽根が長身から角度のあるストレートを投げ込めば、伊東南中の小林は柔らかなフォームを生かして、低めへの強いボールで攻めていきます。しかし、小林は5回に3四球を出してしまい、1失点。わずか3安打に抑える好投を見せていただけに、悔いの残る1イニングとなりました。ただ、伊東南中はすでに、東部1位で来春の全国大会への出場を決めています。この敗戦をバネに一冬でどこまで伸びるのか、すごく楽しみです。(編集部・栗山)

<写真/体全体を使った柔らかなフォームが持ち味の小林歩(伊東南中)>

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2016年11月24日 (木)

県内の高校で女子野球部誕生を願う

 昨日は学童野球の県王者を決める第20回県学童軟式野球選手権大会を取材してきました。この大会は県の5大大会で優勝したチームが出場。今年は黒石野球クラブ、桜木野球少年団、リトルジャイアンツ、細江野球スポーツ少年団の4チームで争いました。

 この年代で県トップレベルのチームが集まる大会。特徴的だったのは、4チーム中、2チームで女子がエースを務めていたことです。

 11241 桜木野球少年団の漢人茉彩は「中遠ヤングガールズ」の一員としても、全国ベスト16入りに貢献した右腕。兄・友也(現常葉菊川)にそっくりな(というか全く同じ)、腰を捻ったフォームから、勢いよく腕を振り抜きます。球速はすでに100キロを超えるということで、ストレートに伸びもあり、マウンドさばきも堂々としていました。小松康彦監督によると、幼稚園の頃から、兄にくっついて、練習にきていたそうです。「フォームについて、私はほとんど教えていません。幼い頃から兄を真似して投げているんだと思います」。準決勝では優勝した黒石野球クラブに敗れましたが、素質の片鱗は見せてくれました。

11242_2 小澤拓馬(現日大国際関係学部)、小澤怜史(現ソフトバンク)など、近年、好選手を輩出するリトルジャイアンツのエースも女子でした。関優莉渚。父・孝浩さんはかつて日大三島で甲子園にも出場し、1年生ながら聖地のマウンドを踏んだ経験を持っています。そんな父から教え込まれたのでしょう。漢人よりも小柄ですが、三塁側見るとフォームがすごくきれい。見本にしたいくらいバランスがいいです。準決勝では1失点で完投。こちらも将来が楽しみです。

 この日の2人のように、ここ数年、小学生、中学生世代での女子選手の活躍は目覚ましいものがあります。ただ、残念なことに、県内の女子選手が高校まで野球を続けようと思った場合、その受け皿となるチームがないのが現状です。どうしても、県外の強豪チームに進むしかありません。
 県内に1チームでもいいので、女子野球部が創部されれば、静岡の野球界の活性化につながると思います。僕も彼女たちの成長を見ていきたいので、何とか実現してほしいです。(編集部・栗山)

<写真上から漢人茉彩(桜木野球少年団)、関優莉渚(リトルジャイアンツ)>

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2016年11月21日 (月)

練習試合 袋井vs御殿場西

★11月20日 練習試合 袋井グランド 晴   

 チーム
御殿場西 0 0 0 2 0 0 0 1 0 3
袋井 0 0 0 0 6 4 1 0 × 11

(御)小澤、加藤- 木須
(袋)久留島-長谷川

 御殿場西・森下知幸監督(前常葉菊川監督)、袋井・鈴木彰洋監督。この夏の県決勝で戦った監督同士が昨日、練習試合を行いました。
 今秋の西部地区の覇者・袋井は4回まで御殿場西のエース・小澤蓮の前に2安打に苦しめられますが、中盤に打線が爆発。5回に3本の二塁打を含む、打者一巡の猛攻を見せると、6回には4番・寺田凌大の本塁打などで一挙4点を奪いました。
 実は先日の練習試合で、主将の鈴木寛太が足を骨折。中心打者を欠く、苦しいチーム状況でしたが、上位から下位までムラがなく、層の厚さを感じました。
1121_2 2試合目、袋井は大型左腕・加藤稜梧がマウンドに上がります。そのフォームを見て驚きました。腕の位置が下がり、なんとサイドスローになっていたのです!
 身長は184センチ。これまで僕は未完の大器としてずっと期待してきました。現に夏の県大会準決勝で、エース・稲垣淳之介のあとを受けてマウンドにも上がりました。ところが、秋は他の投手の台頭もあり、なかなか登板機会がありませんでした。そこで、鈴木監督のアドバイスもあり、フォームを変則に変えたところ、見事にはまったそうです。
 この日も、上で投げている時以上に打者の手元でのキレ感じ、右打者の内角に対角線上に投げ込めているのも良かったです。肩・ヒジが柔らかく、この独特な腕の使い方は大いに武器になるでしょう。「静岡のランディ・ジョンソン」を目指してほしいと思います。
 
11212_2 一方の御殿場西は、森下知幸監督の野球が少しずつ浸透してきている様子。森下監督の「どんどん行け~」の声を受け、1番・木須デゾウザ・フェリペを筆頭に初球からフルスイング。塁に出れば、積極的に次の塁を狙っていきます。まだまだ「森下野球」の完成度は低いですが、一冬でさらにどこまでチームが変わるのか。楽しみです!(編集部・栗山)

<写真上/腕の位置を下げて、エースの座を狙う加藤稜梧(袋井)>
<写真下/ミーティングで選手に指示を出す森下知幸監督(御殿場西)>

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2016年11月18日 (金)

浜松市内四校野球大会が開催されます!

 浜松地区の高校野球のレベルアップを目指し、本年度より、浜松市内四校野球大会が行われます。今大会は浜松東、浜松西、浜松南、浜松北の4校が出場。トーナメント方式で初代王者を決めます。
 まずは4校から始めますが、将来的には「静岡市内大会」のように、「浜松市内大会」として開催したいとのこと。秋季大会は8月で終わるチームもあるため、その後の選手のモチベーションを保つ意味でも、ぜひ「浜松市内大会」は実現してほしいと思います。

◆日時 11月20日(日)

開会式  8時20分 
第1試合 浜松南対浜松北(9時試合開始予定)
第2試合 浜松西対浜松東(11時半試合開始予定)
第3試合 第1試合と第2試合の勝者で決勝戦(14時試合開始予定)

◆場所 浜松西グランド
      浜松市中区西伊場町3-1

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2016年11月17日 (木)

練習試合 相良vs静岡学園

★11月15日 練習試合 浜岡球場 晴   

 チーム
静岡学園 0 0 0 2 1 0 1 0 0 4
相良 0 0 0 4 1 2 0 2 × 9

(静)山内、佐野、古地、片山- 内山
(相)桑原志、澤入-大窪

 15日は、ナイターで相良と静岡学園の練習試合が行われました。
 静岡学園は秋の県大会でベスト8進出。その後、静岡市内大会では15年ぶりに優勝を果たしました。一方の相良は、10月末に今秋の北信越大会を制した福井工大福井と名門・天理と練習試合を行い、自信をつけてきた様子。福井工大福井には敗れたものの2対4という接戦を演じ、続く天理戦は4対4で引き分け。そんな両チームの試合を楽しみにしていました。

11171 相良の先発は桑原志侑(168cm68Kg、右投右打)。天理打線も苦しめた投手です。右スリークオーターから少し腕が遅れて出てくるタイプで、手元でキレがあります。腕をしっかりと振ってシンカーもあるので、相手からしたら的を絞りにくいでしょう。この日は静岡学園打線に対し、8回を4点に抑え、持ち味を発揮しました。
 また、9回に登板した澤入勇斗(172cm65Kg、右投右打)は独特の腕の使い方から伸びるストレートを投げていました。先日の練習試合は球速が130キロを超えていたとのこと。相良の2枚看板は今後も注目していきたいと思います。

11172 一方、静岡学園では「4番キャッチャー」の内山直哉(163cm67Kg、右投右打)の矢のような送球に驚きました。明治神宮大会で全国レベルのキャッチャーを見てきましたが、肩の強さだけなら、匹敵するものがあるでしょう。二塁ベース上に近づいても、垂れることがないです。誰が見ても「このキャッチャー、肩が強い」と分かると思います。また、ピッチャーへの返球も、テンポがよく、強いボールを投げて気持ちがいいです。この内山、バッティングにも光るものがあります。先日、袋井との練習試合では1試合2本塁打を放ったという情報があったのですが、それも頷けるシャープなスイング。第2打席にライトへ鋭く打ち返すと、第3打席はレフト前へ、そして第4打席は再びライト前へ。打球スピードが抜けていました。
 内山はオーストラリア遠征の県選抜メンバーにも選ばれています。そこでの活躍も期待したいです!(編集部・栗山)

<写真上/今後も打ちづらさを追求してほしい桑原志侑(相良)>
<写真下/好守のレベルの高さに加えて、元気もいい内山直哉(静岡学園)>

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2016年11月12日 (土)

明治神宮大会 静岡高vs早稲田実

 明治神宮大会、静岡高は残念ながら初戦で敗退しました。この冬でさらにチーム力を上げて、確実視されるセンバツでは全国制覇を狙って欲しいです!

★11月12日 明治神宮大会2回戦 神宮球場 晴   

 チーム
静岡高 1 0 0 2 0 0 0 0 0 3
早稲田実 1 0 2 0 0 0 2 0 × 5

(静)池谷- 森
(早)池田、服部、赤嶺-雪山
▽二塁打=藤田(静)
▽三塁打=小西(早)

11121 静岡高は初回、二死から稲角塁成瀬和人小栁廉の3連打で1点を先制する。しかし、その裏、先発の池谷蒼大が連続死球を与えて同点。3回にも四死球からピンチを作り、2点を献上する。それでも、直後の4回に藤田誠也森康太朗の連続タイムリーで同点に。中盤は池谷も立ち直りの兆しを見せ、静岡高に流れが傾きかける。ところが7回、清宮幸太郎にライトフェンス直撃の安打を浴び、その後、2死一三塁からレフトオーバーのタイムリーで勝ち越された。9回は前田優太の安打でチャンスを作るも、後続が断たれ、惜しくも初戦敗退を喫した。

11122静岡高・栗林俊輔監督
「序盤になかなかリズムに乗り切れず、それを跳ね返す力がありませんでした。池谷は序盤に力が入り過ぎ、四死球が痛かったです。相手の清宮選手、4番・野村選手には対して、勝負して打たれる分には仕方がないというスタンスで攻めていったのですが、それが逆に池谷の力みにつながってしまったのかもしれませんね。必ず、この経験を生かしてくれるはずです。来年に向けては、県でも東海でも全国でも、同じことができるかが勝負になってくると思います」

早稲田実・清宮幸太郎選手
「(静岡高について)日大三と違って長打こそないが、単打、単打でつないでくる切れ目のない打線でした。一つひとつの堅実なプレーは僕たちも見習う部分がたくさんあります」

<写真上/初回に先制タイムリーを放った小栁廉(静岡高)>
<写真下/4回にタイムリー二塁打を放ち、その後、ホームに生還した藤田誠也(静岡高)>

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2016年11月11日 (金)

上武大・小豆澤誠が好守で活躍!

 第47回明治神宮大会が開幕しました。今日の第3試合では上武大・小豆澤誠(飛龍出身)が「8番ショート」でスタメン出場しました。
11111 いつものように、シートノックから元気に動き回る小豆澤。初回のショートゴロも、軽快にさばき打者走者をアウトにします。今日の神宮球場は、試合前から小雨が降る悪天候。小豆澤はスローイング時にボールを滑らせてしまうことを防ぐため、最初から1球1球、後ろポケットに手を入れて、ロジンバックを触っていました。その準備能力はさすがだなと感じました。
 打っては第2打席、阪神にドラフト2位指名を受けた小野泰己(富士大)のボールをうまくミートしてライト前に持っていきました。
 小豆澤を見るのは、昨年の明治神宮大会以来ですが、動きがいいのはもちろん、今は周りが見えて、プレーの中で余裕すら感じられます。1年生の三塁手に対しては守備位置も細かく指示。また大きな声でチームを鼓舞し、ゲームリーダー的な役割を担っています。
 チームは1対0で勝利。1試合ずっと小豆澤を見ていても、全く飽きることがありません。次の名城大戦も楽しみです。

 さて、明日は第1試合で静岡高が登場。相手は清宮幸太郎を擁する早稲田実です。静岡高は球場の雰囲気に飲まれることなく、自分達の野球を貫いてほしいと思います。(編集部・栗山)

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2016年11月 9日 (水)

機動破壊・健大高崎が湖西にやってくる!

 「湖西ベースボールフェスタ」が11月12日、13日に湖西運動公園野球場で開催されます。
 第1回となる今大会は、今秋関東大会ベスト4の健大高崎(群馬)、2015年センバツ出場の豊橋工(愛知)、甲子園4度出場の市岐阜商(岐阜)が参加。地元の湖西、新居と対戦します。
 湖西・齋藤哲男監督によると、湖西市の野球人口が減っている中で、子供達に少しでも興味をもってもらいたいと企画した大会だそうです。
 健大高崎は来春のセンバツ出場も有力。「機動破壊」というキャッチフレーズで一躍全国的にも有名となったその攻撃力とは!? 一人でも多くの方に生で見てもらいたいです。

◆11月12日(土)
第1試合 湖西 対 豊橋工業 (9時試合開始予定)
第2試合 健大高崎 対 豊橋工業 (11時半試合開始予定)
第3試合 健大高崎 対 新居 (14時試合開始予定)

;◆11月13日(日)
第1試合 健大高崎 対 湖西 ( 9時試合開始予定)
第2試合 健大高崎 対 市岐阜商 (11時半試合開始予定)
第3試合 新居 対 市岐阜商 (14時試合開始予定)

<湖西運動公園野球場>
住所/湖西市吉美830-1

湖西・齋藤哲男監督
「どこまで通用するのか分かりませんが、ガチで勝負できれば。野球をやっている子供達には参考になると思いますし、やっていない子供達も気軽に足を運んでほしいです」

新居・直井勇人監督
「甲子園レベルのチームはどんなものなのか、選手も指導者も肌で感じたい。特に、健大高崎の走力は学びたいですね」

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2016年11月 8日 (火)

三村杯が開幕しました!

 11月6日から第27回三村旗争奪野球大会が始まりました。今年は東部地区、中部地区から計23チームが参加。11月20日に決勝戦が行われる予定となっています。初日は、富士グランドと富士宮北グランドをまわってきました。

11081 富士グランドでは富士と下田が対戦しました。3点の先制を許した下田は8回に一挙5点を奪って逆転。5対4で勝利しました。
 下田の先発は184センチの長身右腕・露木省吾。伊東シニア時代は静岡高の竹内奎人と同期。エースは竹内でしたが、その頃から身長があって、将来が楽しみな投手でした。
 この日は5回まで1失点に抑える好投。6回に3点を失いましたが、最後まで投げ切って完投しました。上背がありますが、ボールが暴れることなく、ストレート、変化球ともにまとまっているのが特徴で、大崩れが少ないです。ストレートは角度十分。球速も130キロ台前半から中盤くらいまで伸びてきているそうです。終盤に入っても、指にかかった時は驚くようないいボールがきていました。
 一方の富士では「4番キャッチャー」の廣田尭大が気になりました。柔らかい腕の使い方ができるキャッチャーで捕ってから投げるのが速いです。正確なコントロールで二塁ベース上へ。地肩がついてくれば、上のレベルでもプレーできるでしょう。また、打っても第3打席にライトオーバーの三塁打。バットが内から出る、きれいなスイングでした。

 11082その後、富士宮北グランドへ移動。グランドに着くと、ちょうど第3試合の富士宮北と島田の試合が始まったところでした。試合は12対4(8回コールド)で富士宮北が勝利。富士宮北は8回に、3番・石崎歩の鮮やかなライト越えの本塁打で試合を決めました。
 投手陣は1年生の渡邉響介が7回途中まで投げると、エースの神橋欣太郎が好リリーフを見せました。齋藤孝之監督が、「ここにきて急激に良くなっている」という神崎。確かに秋の大会で見た時よりも、腕が振れて、ストレートにキレがありました。この日は打者4人に対して3奪三振。真っすぐで空振りがとっていたのがいいです。「来年は県で3本の指に入るピッチャーになりたい」と意気込む神崎。バランスのいいフォームと安定感があるだけに、その可能性は十分にあると思いました。(編集部・栗山)

<写真上/露木省吾(下田)>
<写真下/神崎欣太(富士宮北)>

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2016年11月 5日 (土)

練習試合 聖隷クリストファーvs知徳

★11月3日 練習試合 聖隷クリストファーグランド 晴   

 チーム
聖隷 3 0 0 1 0 0 0 1 0 5
知徳 0 0 1 8 0 0 3 0 × 12

(聖)小杉- 小野
(知)森伊-佐藤

11051 秋の県を制した聖隷クリストファー。大会中、ずっと気になっている一人の投手がいました。背番号10の小杉康介(1年生)です。試合前のノックでボール渡しをしている姿が、「鈴木翔太(現中日)に似ている」とスタンドで話題になっていた選手でした。身長180センチで体重が59キロ。とにかく、全体的に細いのですが、スラッとした体格で姿勢が良く、どんなボールを投げてくれるんだろうと、楽しみにしていました。
 この日、小杉は4回に一挙8点を奪われるなど計9失点。「しなやか」という点では、まだ鈴木翔太に及びませんが、角度があって抑えがきいたときには、オッというボールがきます。一冬で体が大きくなって、どう化けるのか注目していきたいです。

11052 一方、知徳も1年生右腕・佐藤翔が8回から登板。岩隈久志(現マリナーズ)を彷彿とさせる左足の上げ方で、そこから鋭く腕を振ってきます。肩周りが柔らかく、スピードが上がりそうな要素を持っている投手です。しかも、先輩・村中克晃(現道都大)を彷彿とさせる落ちる球もマスターしています。
 裾野シニア時代は内野手の控え。高校入学後、投げた方の良さを買われて投手に転向すると、メキメキと力を伸ばしてきました。この1年で身長も一気に伸びて175センチに。初鹿文彦監督も「まだ身長は伸びているし、将来はエースになってくれれば」と期待していました。(編集部・栗山)

<写真/上から小杉康介(聖隷クリストファー)、佐藤翔(知徳)>

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