オープン戦 ヤマハvsJR東日本~鈴木・國松の表紙コンビが活躍!~
★2月26日 オープン戦 草薙球場 晴
チーム | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | 八 | 九 | 計 |
JR東日本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
ヤマハ | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | × | 4 |
今日は午前に富士球場でボーイズを観戦した後、午後は草薙球場でヤマハvsJR東日本のオープン戦を観戦してきました。ヤマハにとってこの試合が今季最初の対外試合。今秋のドラフト候補である右腕・鈴木博志に注目が集まりますが、JR東日本には鈴木と共に「静岡高校野球2017早春号」の表紙を飾ってもらった國松歩がいます。各選手のコメント等は明日27日のスポーツ紙各紙に掲載されると思いますので、このブログではひたすら見てきた感想をレポートしたいと思います。
試合はヤマハが伊藤直輝、JR東日本が平木隆世の先発で始まりました。國松は「8番サード」でスタメン出場。試合前のノックを見ていても、本当に内野手です。静岡の野球ファンにとって、國松がサードであったり、ショートを守っているのは違和感があるかもしれません。ただ、内野手・國松を初めて見た人は、一切違和感がないどころか、一つ一つのプレーを堅実にこなし、安定した送球を投げる國松をいい内野手だと思うレベルまで来ていると思います。試合終盤にはショートを守りましたが、飛んできたボールを淡々と、確実にさばき、一塁へストライク送球。派手さはありませんが、見るたびに上達していることを感じます。 試合途中まで、守備面での成長が目につきましたが、國松のスター性を感じたのが3-0とヤマハリードで迎えた7回でした。くしくも6回からヤマハのマウンドには大野健介が上がっており、「静商対決」が実現。2死一塁の場面で、1-2と追い込まれますが、5球目をフルスイングし、打球はレフトスタンドへ。それまでの打席ではゲッツー、空振り三振といいところがなかった國松ですが、先輩を相手に2ランを放ち、故郷に錦を飾りました。
そして、8回からヤマハのマウンドには鈴木博が登場。カメラマン席も、スタンドも急にざわめいた雰囲気になります。磐田東高時代から気負いまくった鈴木博を見てきたので、ドラフト解禁年・初対外試合というキーワードが重なれば、見るからに気負った状態で出てくるのではと心配していましたが、今回ほど力んでいない鈴木を見たのは初めてかもしれません。大きくなった体に動きが追いついたようで、体にキレもあり、持て余している様子もゼロ。伸びやかなフォームで、軽く投げているように見えて、ぐんとストレートが伸びてきます。今回、球場のスピードガン表示は出ていませんでしたが、試合後に新聞報道などを見ると152キロを記録したそう。
8回から2イニングを投げて1安打無失点という結果でしたが、結果以上に、今年の鈴木がどうなるのか楽しみになりました。キャンプ開始当初は出遅れているという情報もあったので、むしろ、仕上がりが早すぎるのではと逆に心配になるほど。一冬越えて、急に大人びたようで、今年はまめにチェックを続けたいと思います。
試合は4-2でヤマハが勝利しましたが、今日はとにかく矢幡勇人デーで、なんと4打数4安打。送球が逸れる間に三塁を陥れたり、打撃でも足でも魅せてくれました。シャープで力強いスイングには惚れ惚れします。昨年社会人ベストナインに輝きましたが、2年連続受賞を狙えるぐらい脂がのっています!(編集部H)
<写真上/7回に本塁打を放った國松歩(JR東日本)>
<写真下/順調な仕上がりをアピールした鈴木博志(ヤマハ)>
■JR東日本 |
■ヤマハ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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投手:平木-山口裕 | 投手:伊藤-大野-鈴木博 |
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