春季西部地区大会1日目(3月25日)~浜松球場レポート
今日から西部地区大会も開幕! 浜松球場で3試合を見てきました。
<浜松球場>
浜松修学舎 6 - 2 浜松東
浜松学院 2 - 1 浜松開誠館
浜松工 4 - 3 湖西(延長10回サヨナラ)
第2試合の私学対決は、息詰まる投手戦となりました。
浜松開誠館は背番号12の森川琢磨(新3年)がパワフルな投球を展開します。腕の振りはアーム系ですが、とにかく鋭く豪快。縦のスライダーも光っていました。
一方の浜松学院の先発・加藤翔太(新2年)は対照的。左サイドの変則で100キロちょっとのストレートと変化球を駆使して、相手打線をかわしていきます。
両チーム無得点で迎えた7回、浜松学院は無死満塁から2ランスクイズが成功し、先制点を挙げます。浜松開誠館も8回に1点を返しますが、反撃はそこまで。結局、最後まで力投した森川は被安打1で敗れました。
第3試合は浜松工が延長10回、満塁から押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちを飾りました。
じつはこの日、最大の目当ては湖西の水野喬日(新2年生)。昨秋、1年生ながら140キロ前後をマークし、「湖西に凄いピッチャーがいる」と噂になっていた選手です。
ただ、今日は右ヒジ痛の影響で「3番ファースト」で先発出場。それでも、7回のピンチの場面で、マウンドへ。おそらく、全力投球はできていなかったと思いますが、相手の左打者に対し、最後に力強いストレートを外角低めに投げ込み、三振にきってとりました。このボールが厳しめと言われる浜松球場のスピードガンで136キロをマーク。打者一人を抑え、再びファーストに戻りましたが、素材の良さは十分に確認できました!(編集部・栗山)
<写真上/2ランスクイズに泣くも1安打完投の森川琢磨(浜松開誠館)>
<写真下/打っても初回に先制タイムリーを放った水野喬日(湖西)>
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