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2017年3月29日 (水)

春季中部地区大会4日目(3月27、28日)~西ケ谷球場&島田球場レポート

 27日の中部大会は第1試合が終了した直後から雨とひょうが降り、第2試合の初回に1時間弱の中断を経て中止に。第2試合は翌日、島田球場で行われました。

 <西ヶ谷球場>
清水桜が丘 6 - 5 清水西(延長10回サヨナラ)

<島田球場>
島田工 7 - 1 焼津中央

03291_3 清水西と清水桜が丘の「清水対決」は延長までもつれる接戦となりました。
 清水桜が丘は1点を追う9回裏、2番・杉浦真生が右中間を破る三塁打を放つと、続く鈴木悠斗がスクイズを決め同点。延長10回裏には8番・渡邉悠生の三塁打代打・渡邊直哉のタイムリーでサヨナラ勝ちを決めました。相手に3度もリードを奪われた末の勝利。試合後、曲田雄三監督は「秋に県大会に出たことが生きている」とチームの成長を実感していました。
 また、先発投手の新2年生・遠藤龍也は昨秋よりも下半身を中心に体が一回り大きくなり、球に力強さが増した印象。13032902_7安打を浴びながらも、粘りの投球が光りました。
 
 一方、清水西は延長10回に8番・森飛悠真のタイムリーで一時は勝ち越すも、最後は力及ばず。4月1日付で静岡市立に転任する安井信太郎監督を勝利で送り出すことはできませんでした。原和也倉木隆佑のバッテリーを中心に一つにまとまった好チーム。夏までにさらにレベルアップし、ベスト8以上を狙ってほしいです。

03293_3 翌日の試合は島田工が初回に一挙5点を挙げて圧勝しました。注目したのは、昨秋だけで10本以上も本塁打を放っているという焼津中央の大型スラッガー・岡本凌輔。183センチ75キロと、そのサイズを見ただけでもワクワクする選手です。
 スイングがとにかく豪快でインパクトでの強さが目を引きました。打球スピードも速く、7回の左中間を破る二塁打、9回のライト方向での安打はともに野手の間を鋭く抜けていきました。本来はエース投手だという岡本。チーム事情からこの日のファーストを守り、登板機会はありませんでした。次は投げる姿を見に行こうと思っています。(編集部・栗山)

<写真上/延長10回を一人で投げ抜いた遠藤龍也(清水桜が丘)>
<写真中/清水西でのラスト采配となった安井信太郎監督>
<写真下/スケールの大きな打撃を見せる岡本凌輔(焼津中央)>

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