オープン戦 中日vs亜細亜大~常葉橘勢が活躍!~
4日にナゴヤ球場で行われた中日vs亜細亜大のプロアマ交流戦を観戦してきました。亜細亜大の先発は今秋のドラフト候補と目される髙橋遥人。ご存知、常葉橘出身の左腕です。高校時代もしなやかな腕の振りから140キロを超える快速球を投げ込んでいましたが、亜細亜大に入学後、体も大きくなり、昨年は最速151キロをマーク。とんでもない投手に成長しました。
その高橋、この日の最速は146キロでしたが、ほぼアベレージに近い状態。140キロ半ばのストレートを中心に攻めの投球を繰り広げ、6回を投げて2安打無失点1四球8奪三振と素晴らしい内容でした。大学に入学してからは力強さが出てきて、マウンドでの風格も感じられるように。キレのあるストレート、変化球で2回~4回にはプロから連続空振り三振を奪いました。
ただ、少し気になったのは先頭打者を打ち取ることに苦労をしていたこと。今春は勝てる投手になることを目標として掲げる高橋には、リーグ戦開幕までの一か月の間に微調整をしてほしいところです。
また、この日、7番ファーストでスタメン出場したのは小野寺拓海(新2年)。こちらも常葉橘出身です。1打席目、2打席目は内野ゴロでしたが、0-0で迎えた7回には2死一、二塁で打席に入ります。そして、相手投手の福敬登が投じた2球目を振りぬき、レフト前へ先制タイムリー。この1点を亜細亜大投手陣が守り抜き、亜細亜大が勝利を収めました。
新1年の栗原健(常葉菊川出身)がすでに試合に出ているという情報も耳にしていましたが、この日の出番はありませんでした。ただ、春からどれだけ静岡勢が出てくるのか楽しみですね。
試合前のノックには浜名出身の藤本大輝の姿も。亜細亜大の寮長を務めているそうで、藤本の野球に対する姿勢や人柄が名門校でも信頼を得ているということが嬉しいですね。今春はリーグ戦出場を果たしてほしいです。(編集部H)
<写真/上から髙橋遥人、小野寺拓海、藤本大輝(亜細亜大)>
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