春季西部地区大会5日目(4月3日)~掛川球場レポート
<掛川球場>
掛川西 6 - 3 袋井
磐田東 14 - 7 磐田南(7回コールド)
第1試合は掛川西が逆転勝ちでベスト4進出を決めました。
2点を追う3回、2番・大本遼(3年)のタイムリーなどで同点に追いつくと、3回には4安打を集中して一気に勝ち越し。投げては2番手の榊原渉太(3年)が4回のピンチで登板し、ダブルプレーを奪って流れを引き寄せると、その後も縦の変化球を効果的に使って好投しました。 先発は最速139キロを誇る注目の梶優介(3年)。初回に4四球を与えるなど制球に課題を残し、4回途中まで投げて2失点。それでも上半身と下半身のバランスが噛み合ったときには低めに強い球が決まり、将来が楽しみな存在なのは間違いありません。安定感のあるエース・川合勇気(2年)に加え、この梶がブレイクして2本柱を形成できれば、県大会では上位を十分に狙えると思います。
第2試合は磐田東が毎回得点の計14点を奪ってコールド勝ちを飾りました。 活発な打線の中で、もっとも目立っていたのは5番・寺田祐貴(3年)。本塁打1本、二塁打2本、単打1本の大活躍。今大会は3試合で計10打数8安打とあたっていて、そのうち7本が長打というから驚きです。5回の高校通算11本目の本塁打は右中間スタンドにライナーでもっていく、寺田らしい打球でした。
また、トップバッターの荒木怜(3年)もパンチ力のある好選手でした。先頭打者本塁打をレフトスタンドに放つと、その後も二塁打、単打と重ね、バットがよく振れていました。(編集部・栗山)
<写真上/今日の最速は135キロ止まりも、ストレートの力強さが魅力の梶優介(掛川西)>
<写真下/先頭打者本塁打を放って打線に勢いをつけた荒木怜(磐田東)>
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