激戦・静岡リーグが開幕しました!
本日、静岡リーグが開幕しました。聖隷クリストファー大が加入し、今季から8チームで頂点を争います。
聖隷クリストファー大が初試合を行った日大国際関係学部グランドの2試合は明日のスポーツ新聞県内版などで詳しく紹介されると思いますので、富士球場で高校野球の取材後、松前球場を少し覗いてきました。
第2試合は常葉大浜松キャンパスの左腕・駒走匡紀が1失点完投勝利。サイド気味の腕の位置から、キレのあるストレートと巧みな変化球を武器に、静岡産業大打線を抑え込みました。
開幕一週間前の中部大とのオープン戦では2安打完封したという駒走。中部大は強力打線がウリのチームだけに、自信になったはずです。試合後、永井浩二監督は「本来の力を出してくれた」と安心した様子。一昨年は岡田圭一が58イニング連続無失点でチームを優勝に導きましたが、今日の駒走の投球を見ていると、それに近い安定感がありそうだと感じました。
そのほか、今日は静岡出身のルーキーたちが多数登場しました。
静岡産業大では、昨夏の甲子園で豪快な本塁打を放った山本雄大(常葉菊川出身)が「7番ライト」でスタメン出場。3打数無安打も、常葉菊川仕込みの強いスイングから3打席目はセカンドの頭を越えそうな惜しい打球を放ちました。
また、東海大海洋学部では加藤廉(島田工出身)が代打で起用され、アウトになったもののあわやフェンスオーバーの大飛球で驚かせ、捕手の枷場悠我(知徳出身)は1イニングを落ち着いてリード。静岡産業大の永井秀尭(静岡大成出身)、静岡理工大の岩本侑也(浜名出身)もリーグ戦を経験しました。各選手とも、4年間でどんな成長を見せてくれるのか楽しみです!
なお、ドラフト候補の最速148キロ右腕・舘山毅一(東海大海洋学部)は2番手で2イニング登板。プロのスカウトのスピードガンで144キロをマークしたとのこと。今後もアピールを続けてほしいです。(編集部・栗山)
<写真上/気持ちのこもった投球で完投した駒走匡紀(常葉大浜松キャンパス)>
<写真下/パワフルなスイングが持ち味の山本雄大(静岡産業大)>
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