7月8日開幕! 夏の静岡大会展望①~藤枝明誠、島田商ブロック
今日から4回に分けて、夏の大会の各ブロック別の展望をお届けします。
まずは、藤枝明誠と島田商のブロック。シードの藤枝明誠と島田商は、昨秋から公式戦で3度対戦。2勝1敗で藤枝明誠が勝ち越しています。果たして、4回戦で4度目の対決があるのか。他校がシード校を撃破するのか。目が離せないブロックです。
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【藤枝明誠ブロック】
好投手が多いブロックとなった。シード校の藤枝明誠はU18日本代表候補の久保田蒼布を擁する。低めの制球力が抜群で、大崩れがない投手だ。久保田以外にも、春の県準々決勝で島田商を完封した2年生・小野弘人も控え、投手陣が充実している。
駿河総合も負けてない。春に急成長した大型左腕・関日向に加えて、右の寺坂優哉はストレート、変化球ともにキレがある。2人ともに安定感があり、打線次第では上位進出の可能性も十分にある。
さらに、プロ12球団が視察した佐々木健(小笠)、2年生ながら最速141キロをマークする水野喬日(湖西)も楽しみ。昨秋の県大会で27イニング連続無失点をマークした片山源太を擁する静岡学園は浜松湖南と対戦。その片山と、先日の練習試合で1試合2本塁打をマークしたという好調の浜松湖南・松井謙志朗との対決は必見だ。そして、森下知幸監督を迎えてチームの雰囲気がガラリと変わった御殿場西もダークホースとして侮れない。
<写真/久保田蒼布(藤枝明誠)>
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【島田商ブロック】
14チーム中、6チームが甲子園出場経験のあるブロック。その中で一歩抜け出しているのが、シードの島田商。エース・石原直弥が順調に仕上がり、野手陣も二塁手・海野英一、遊撃手・仁藤圭吾を中心にセンターラインがしっかりとしている。
対抗するのは東部勢か。沼津東、桐陽、韮山、富士、加藤学園の有力校が集まった。桐陽と韮山は1回戦で対戦。発展途上の183センチ左腕・近藤蒼大(桐陽)と、上位から下位までバットを強く振る韮山打線が激突する。
そのほか、昨秋、今春と成績が振るわなかったが、知将・安井信太郎監督が就任した静岡市立、1年生バッテリーの評判がいい城南静岡の巻き返しにも注目が集まる。
<写真/海野英一(島田商)>
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