練習試合 城南静岡vs富士市立
『静岡高校野球2017夏直前号』の「スーパー1年生は誰だ!」のページでも少し触れましたが、城南静岡に楽しみな1年生が多く入部したという噂を耳にしました。
そこで一度チェックしたいと思っていたところ、28日に西ケ谷球場にて富士市立と練習試合を行うという情報が入り、取材してきました。
この日、城南静岡はスタメンに1年生が6人も並びます。なかでも注目は中学時代(愛知北フィールドスターズ)に、全国大会に3度出場したという幸村一生と今枝玲央のバッテリーです。今月10日の静岡高との練習試合では幸村が6回まで無失点に抑えると、打っては幸村、今枝ともに2安打の活躍。1年生ながら、すでにチームの中心選手になっているようでした。
幸村は今春県ベスト16の富士市立相手にも好投を見せます。5回まで3安打1失点の好投。終盤にエラー絡みで得点を許し、最終的は9回3分の1を投げて8失点。それでも、1年生とは思えない堂々とした投球でした。身長は170センチとそれほど大きくはないのですが、躍動感があって、投げっぷりがいいです。制球で崩れることがなく、牽制、フィールディングも巧み。一言で言えば、マウンド慣れしているピッチャーです。
「他の高校からも誘いがあったのですが、城南はスタッフに静高の方が多く、ここなら可能性があると思って入学した」という幸村。高校入学後、まだ3か月しか経っていませんが、船川誠監督から配球の大切さを教わり、「確実にレベルアップしている」と語っていました。
また、今枝は4回にセンター前安打。イニング間の二塁送球では、投げる形が良かったです。
幸村は「先輩たちには迷惑をかけてばかりなので、夏に恩返したい。ベスト16を一つの目標に頑張りたい」と、誓ってくれました。
一方、富士市立では「9番キャッチャー」の鈴木魁途が7回にレフトスタンドに本塁打。中学時代(静岡JYBBC)の恩師・船川誠監督の前で成長した姿を見せました。(編集部・栗山)
<写真上/1年生ながら投球術に長ける幸村一生(城南静岡)>
<写真下/恩師の間で一発を放った鈴木魁途(富士市立)>
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