7月8日開幕! 夏の静岡大会展望④~掛川東、磐田東ブロック
いよいよ、明日開幕する夏の静岡大会。果たして、覇権をつかむのはどのチームか。今日は、掛川東と磐田東のブロックの展望をお届けします。掛川東、磐田東ともに初めてシード校として夏に挑みます。
また、ノーシードにも、頂点を狙えるチームが揃っています。
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【掛川東ブロック】
総合力で掛川東が一歩リードする。掛川市内大会の打球直撃で心配されたエース・及川遼が完全復活。チームの士気が上がっている。
知徳対富士市立は1回戦屈指の好カード。知徳・森伊晃基、富士市立・長谷川隼杜の両エースは失点が少ない。ロースコアの試合展開が予想される。
今年も4番・畑中悠輔を筆頭に強力打線を形成する浜松西、安定感が光る右腕・須藤翔太がいる富士宮西、2年生バッテリーを中心にまとまりがある島田、「静高と同じ土俵に立ちたい」と食事トレーニングに力を注いだ金谷の戦いぶりにも注目だ。
<写真/畑中悠輔(浜松西)>
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【磐田東ブロック】
春ベスト4の磐田東と日大三島の争いか。磐田東の打線は県トップレベルの破壊力を持つだけに、大会中に柱となる投手が出てくれば悲願の甲子園出場に近づく。気になるのは初戦で対戦の可能性がある静岡大成。左腕・若生裕也は腕がしなり、好調時は簡単に崩せない。
日大三島は海野陽日の状態次第。春はフォームのバランスを崩していたが、徐々に戻ってきている。大会に照準を合わせてくるはずだ。
これまで実績はないが、菊川南陵はダークホース的存在だ。プロ注目の捕手・大津留瑠希など、個々のポテンシャルの高さが際立つ。それぞれが力を発揮できれば、ベスト8以上の力を秘める。
そのほか、清水東、浜松市立、静岡東の公立勢も、私学を倒す実力を備える。
<写真/若生裕也(静岡大成)>
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