秋季東部地区大会2日目(8月13日)~愛鷹球場レポート
<愛鷹球場・勝ち抜き2回戦>
沼津商 11 - 0 誠恵(6回コールド)
沼津東 10 - 0 熱海(5回コールド)
※第3試合の富士宮東対飛龍は2回終了後(0対0)、雨のため中断。そのまま中止となり、明日に順延となりました。
第1試合は沼津商の棹山廉(2年)が好投を見せました。体と腕を少し落とし、低い角度からそのまま低めにストレートを投げ込みます。テークバックで体の捻りを加えるので、打者はタイミングが取りづらいそう。球速は110キロ台でも、差し込んでいました。「秋は左が有利」とよく言われますが、同じ左でも棹山のようなタイプは少ないので、勝ち上がる可能性を秘めていると思います。
野手では「3番セカンド」の島松琉人(2年)が気になりました。シートノックから打球への寄りが速く、足を使って捕球ができる選手。打ってはスイングに無駄がなく、チョコンと内野と外野の間に落とせるセンスを持っていました。ほかにも、沼津商は力強いスイングのトップバッター・河野晋侍(2年)、守備範囲の広い小澤海都(2年)など、楽しみな選手が多くいました。
また、第3試合は2回終了後に雨のためノーゲームとなりましたが、富士宮東の先発・冨田陸駆(2年)は珍しい本格的なアンダースローでビックリ。もう一度、どこかでチェックに行きたいです!(編集部・栗山)
<写真/ストレートと変化球のコンビネーションがいい棹山廉(沼津商)>
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