秋季西部地区大会4日目(8月18日)~浜松球場レポート
<浜松球場・敗者復活1回戦>
新居 3 - 1 磐田農
浜松大平台 8 - 6 磐田南(延長11回)
浜松湖南 5 - 0 浜松日体
この秋は湖西の水野喬日が140キロ超のストレートで話題となっていますが、近隣の浜松湖南にも楽しみな原石がいました。 今日の浜松球場第3試合で2安打完封した河野俊介です。テークバックで腕が背中にグニャッと入り、そこからしならせてボールを投げ込む左腕。立ち上がりからコンスタントに浜松球場のスピードガンで120キロ台中盤をマーク。7回、相手の4番打者に内角低めで三振を奪うと、この日最速の130キロが表示されました。
打たれたヒットは2回と9回と2本のみ。「今日はこれまで投げてきた中で一番良かった」と、打たせて取りながら、ここ一番では腕を力強く振って空振りも奪いました。
浜松中央ボーイズ時代は外野手だったという河野。高校入学後に投手となり、この夏の県大会では先発も任されました。その夏の大会のパンフレットを見ると、身長171センチ体重54キロ。もう少し大きくなっているのではと思い、試合後、本人に確認すると「いま身長が伸びているところです」と教えてくれました。現在は174cm58キロ。まだまだ細くて華奢ですが、そこが魅力でもあります。
山田忠監督は「普通この時期になると、ピッチャーのスピードは落ちるが、河野は上がってきている」と、まさに今が伸び盛りの様子。この冬のトレーニング次第では、130キロ台中盤くらいまでは上がりそうな気配があります。
本人が目標とするのは県大会出場。まだまだ道のりは遠いのですが、今日のような投球ができれば、どんな相手でも、勝負になると思います。
ちなみに、浜松湖南の次戦の相手は上村敏正新監督率いる聖隷クリストファー。浜松商元監督同士の対決となりました。山田監督は「できれば、やりたくなかったのですが…」と苦笑い。両チームのベンチワークも楽しみです!(編集部・栗山)
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