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2017年8月23日 (水)

秋季西部地区大会7日目(8月23日)~掛川球場レポート

<掛川球場・敗者復活3回戦>
磐田東 13 - 5 掛川工(7回コールド)
菊川南陵 6 - 3 浜松市立

 第2試合は菊川南陵が3点差を逆転し、敗者復活4回戦に駒を進めました。
08231_2 菊川南陵は先発のグッドイヤー旭飛ウエスリー(2年)が初回から3回まで毎回1点ずつ失点。しかし、1年生左腕の白石善己が4回からマウンドが上がると、打線が中盤に逆転。白石は最後まで投げ切って無失点に抑えました。
 堂々とした投げっぷりでしたが、実は今日が公式戦初登板で立ち上がりは緊張したとのこと。決してスピードボールはありませんが、ストライクゾーンを広く使い、落ち着いて投げていました。中学時代は大阪・西成ボーイズに所属し、主戦として経験を積んできたという白石。どうすれば打者を簡単に抑えることができるかを知っているような投手でした。
 一方、浜松市立では、水谷裕士監督が「この秋に伸びてきている」という宮下卓(2年)が第2打席に右中間を破る二塁打。ショートの守備も安定感がありました。

 また、第1試合は磐田東が圧勝。背番号16をつけた永野竜成(2年)が先発。角度のあるストレートを生かして6回を3失点。7回は中村柚輝(2年)、吉岡大耀(2年)でつなぎました。今日は登板がありませんでしたが、エース格の今口颯真(2年)、最速137キロ右腕・森口千聡(2年)など、この秋も豊富な投手を揃える磐田東。数がいるだけでなく、個々の能力も高いです。
 掛川工では、「3番センター」の田村一成が2打席連続、レフトスタンドへ豪快な一撃。飛ばせるツボを持っているだけに、広陵・中村奨成のようなスケールの大きい右のスラッガーに育って欲しいです。(編集部・栗山) 

<写真/公式戦初登板ながら、好リリーフで勝利に貢献した白石善己(菊川南陵)>

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