秋季西部地区大会8日目(8月26日)~磐田球場レポート
<磐田球場・準々決勝>
浜名 11 - 4 浜北西(8回コールド)
浜松商 6 - 3 浜松開誠館
浜名と浜松商が勝利し、県大会出場を決めました。 第1試合、浜名で目についたのは「3番ショート」の中村悠雅(2年)。3回に同点につながるライト前安打を放つと、4回には2死二三塁からレフトオーバーのタイムリー。左右両方向に打ち分けるミート力に加え、リストの強さを感じる選手でした。
3回戦の磐田東戦でも、レフトスタンドに本塁打を放っている好打者ですが、夏の大会はベンチに入っていません。横山崇監督によると、ここにきて急成長している選手とのこと。本人も「ボールを引きつけて打てるようになっている」と手応えを掴んでいる様子でした。 第2試合は浜松商が逆転で勝利。先発の小柳祐哉(2年)の後を受けてマウンドに上がったのは、エースナンバーをつけた望月勇哉(2年)でした。身長158センチと小柄ですが、本来は抜群の守備力を誇る遊撃手。それが、この秋は「抑え」として投げていると聞き、気になっていました。望月は6回から4イニングを1失点に抑える好投。さらに、打っては2本の二塁打で勝利に貢献しました。
一方、浜松開誠館は打線の迫力に驚きました。1番から9番まで、全打者がフルスイング。打ち損じることなければ、スタンドまでもっていく凄みがあります。実際、この日は5番の島田隆聖(1年)と6番の北嶋颯(1年)が豪快な一発。2人とも1年生のスイングではありませんでした。(編集部・栗山)
<写真上/癖のないスイングが魅力の中村悠雅(浜名)>
<写真下/秋は投手としてチームを支える望月勇哉(浜松商)>
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コメント
浜松開誠館 北嶋の名前が違っています。
楓では無くて、颯です。訂正していただけるとありがたいです。よろしくお願いします。
投稿: 富士山3776 | 2017年8月30日 (水) 12時44分
ご指摘、ありがとうございました。
申し訳ございませんでした。
訂正しました。
今後ともよろしくお願いします。
投稿: 「静岡高校野球」編集部 | 2017年8月30日 (水) 19時34分