静岡リーグで躍動する1年生に注目!
先月26日から秋の静岡リーグが始まっています。今日は松前球場で、常葉大浜松対常葉大富士、東海大海洋学部対静岡産業大の2試合を見てきました。
各チーム、春で引退する4年生がいるため、秋はフレッシュなメンバーにチェンジ。特に今回は1年生の台頭が目につきました。 なかでも、オッと惹きつけられたのは東海大海洋学部の孕石幸寛(島田工出身)。高校時代から注目してきた右腕ですが、投手陣の層が厚い東海大海洋学部で、正直ここまで早くデビューするとは想像していませんでした。8回にマウンドに上がると、打者4人に対して1安打2奪三振。ストレートで空振りを奪うことができているところが魅力でした。本人によると、大学に入ってからスピードを測ったことはないそうですが、高校時代のマックスは139キロ。ゆったとした力感のないフォームから、打者の手元でグッと伸びる球筋がいいです。まだまだ体が出来上がっていないだけに、伸びしろも十分。大学からプロを狙ってもいいレベルの投手だと感じました。
同じく3年後が楽しみなのは、静岡産業大の中西諒(近大福岡出身)。高校時代はプロからも注目されていたという捕手。大学入学後、1年春から出場し、この秋は早くもレギュラーを掴みました。打席では1年生とは思えない風格があり、バットがしっかりと振れていました。
また、常葉大浜松では「2番セカンド」で小林聡太郎(掛川西出身)、「8番キャッチャー」で山田裕介(沼津東出身)がスタメンで出場。小林が2安打を放てば、山田もセーフティバントを含む2安打の活躍。常葉大富士では「9番サード」の久保田拳太(東海大静岡翔洋出身)がレフト前へ2本の安打を放ちました。(編集部・栗山)
<写真上/182センチの長身から力強いボール投げ込む孕石幸寛(東海大海洋学部)>
<写真下/打つだけでなく、守備力も高い中西諒(静岡産業大)>
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