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2017年10月 9日 (月)

練習試合 常葉大橘vs湖西

★10月9日 練習試合 常葉大橘グランド 晴   

 チーム
常葉大橘 0 0 0 0 0 0 1 1 0 2
湖西 0 0 1 2 0 0 0 0 × 3

 早くも来年の静岡ナンバーワン右腕の呼び声が高いのが湖西の最速142キロ右腕・水野喬日(2年/176cm74Kg)。編集部としては早い段階で情報を入手していたのですが、私こと編集部Hが生観戦したのは、遅ればせながら今秋の西部地区大会でした。フォームに強引なところはありつつも、球のキレ、伸び、そして今後の伸びしろの大きさに惚れて早1ヶ月。湖西はあと一歩のところで県大会出場を逃しましたが、最近の水野の成長が著しいとの噂を聞き、本日、県大会3位で2週間後には東海大会出場を控える常葉大橘との練習試合を観戦してきました。

10091_2 練習試合ということもあってか、先発マウンドに上がった水野に力みはない様子。しかし、ひとたび投球練習を始めると、強い腕の振りとしなりでキレキレのストレートをキャッチャーミットに突き刺します。序盤こそ変化球が浮く場面もありましたが、徐々に落ち着き、6回まで毎回奪三振。
   特に印象に残ったのが6回に常葉大橘の強打者・夏目大(2年)から奪った三振です。初回に、夏目に外角のストレートを捉えられ、レフトオーバーの二塁打を打たれていた水野は、第2打席では低めのストレートを4球、ほぼ同じコースに続けたもののストレートの四球。そこから6回の第3打席ではフルカウントから粘り負けずに高めストレートで空振り三振を奪い、この日一番の雄叫びを上げました。
 7回、8回は守備の乱れも影響し、1点ずつ奪われましたが、3点のリードを守り切り、9回を7安打2失点の11奪三振でチームを勝利に導きました。ただ好投しただけでなく、しっかり勝利したことが水野にとっても、湖西というチームにとっても、大きな自信を得ることにつながったと思います。また、常葉大橘にとっても、東海大会前の大事な時期に、いい経験となったのではないでしょうか。
 こうして書いてしまうと湖西が水野のワンマンチームのように思えてしまうかもしれませんが、そんなことはなく、4番を打つ捕手の外山敢大(2年)は強打の女房役で、攻守に小回りがきく遊撃手の渡邉凛多朗(2年)も目を引きます。本日、第2試合の菊川南陵戦で本塁打を放った三塁手の尾崎和哉(1年)も積極的に球際を攻める守備で、水野を守り立てました。
 来春、どんなチームに成長しているのか、大変楽しみなチームです。(編集部H)

<写真/県3位の常葉大橘相手に実力を発揮した水野喬日(湖西)>

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